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Old/New Testament

Each day includes a passage from both the Old Testament and New Testament.
Duration: 365 days
Japanese Living Bible (JLB)
Version
詩篇 1-3

なんと幸いでしょう。
悪者のたくらみに耳を貸したり、
罪人といっしょになって
神のことをさげすんだりしない人は。
その人は、
主がお望みになることを何でも喜んで行い、
いつも、主の教えを思い巡らしては、
もっと主のみそばを歩もうと考えます。
その人は、川のほとりに植えられた、
季節が来ると甘い実をつける木のようです。
その葉は決して枯れず、
その人のすることは、みな栄えます。

しかし罪人には、逆の運命が待っています。
彼らは風に吹き飛ばされるもみがらのようで、
神のさばきにたえず、
神に従う人とともに立つことはできません。
主はご自分に従う人の行く道を、
守ってくださいますが、
神に背く者の行き着く先は滅びです。

主に向かって怒り狂うとは、
なんと愚かな国々でしょう。
神を出し抜こうとするとは、
なんと身のほど知らずな人々でしょう。
地上の王たちが相集い、
主と、主に油注がれた者への反逆をもくろんでいます。
彼らは言います。
「さあ、神の鎖を断ち切ろう。
神から解放されようではないか。」

天におられる神は、
彼らのむなしい計画を聞いて笑います。
それから、激しい怒りを燃やしてしかりつけ、
彼らを恐れおののかせます。
主は言われます。
「これがわたしの選んだ王だ。
わたしは彼を、わたしの聖なる都エルサレムで即位させた。」

選ばれた方が答えます。

「主の永遠の目的を知らせましょう。
主は私に、『わが子よ、今日はあなたの戴冠式だ。
今、わたしはあなたに、子にふさわしい栄光を与える』
と告げられました。」
「わたしに願い求めよ。
そうすれば、世界のすべての国を授けよう。
国々を鉄の杖で治め、
粘土のつぼのように砕くがよい。」

10 ああ、この世の王、支配者たちよ。
手遅れにならないうちに聞きなさい。
11 敬虔な恐れを抱いて主に仕え、
おののきをもって喜びなさい。
12 神のひとり子の前にひれ伏し、
その足に口づけしなさい。
主の怒りにふれて、滅ぼされてしまう前に。
私はあなたに警告しておきます。
主の怒りがまもなく燃え上がろうとしています。
主に信頼する人は、なんと幸いでしょう。

ダビデが王子アブシャロムに追われて逃げた時の賛歌。

ああ主よ。
どうして、こんなに多くの者が私に逆らうのでしょう。
どうして、こんなに多くの者から
いのちを狙われるのですか。
右も左も敵ばかりです。
神が私をお助けになるはずはないと、
だれもが口をそろえて言います。
しかし、主は私の盾、私の栄光、
ただ一つの望みです。
主だけが、恥辱にまみれてうなだれている私の頭を、
高く持ち上げてくださいます。

私が大声で叫ぶと、
主はエルサレムの神殿から答えてくださいました。
私は安心して横になり、ぐっすりと眠りました。
主が守ってくださったからです。
たとえ何万の敵に包囲されても、私は恐れません。
私は主を呼び求めます。
「主よ、立ち上がってください。
神よ、お救いください。」
すると、主は敵の顔を平手打ちして侮辱し、
彼らの歯を打ち砕きます。
救いは神から来ます。
神はご自分の民に、
なんと大きな喜びをお与えになることでしょう。

使徒の働き 17:1-15

テサロニケで

17 さて、一行はアムピポリスとアポロニヤの町を通り、テサロニケに出ました。その町にはユダヤ人の会堂がありました。 パウロはいつものように会堂へ行き、三回の安息日とも、聖書から語りました。 そして、キリストの苦しみと復活の預言を説明し、イエスこそキリストだと論証しました。 聞いた人の何人かは、よく理解して信じました。神をあがめるギリシヤ人や、町の有力な婦人たちで信じた人も少なくありません。

ところが、ユダヤ人の指導者たちはねたみに駆られ、町のならず者をけしかけて暴動を起こしました。ヤソンの家を襲い、処罰するために、パウロとシラスとを町の議会に引き出そうとしました。 しかし、当の二人が見つかりません。しかたなく、代わりにヤソンと数人の信者を役人のところに引っぱって行き、いかにも大げさに訴えました。「ご存じでしょうか。世界中をひっかき回してきたパウロとシラスが、今この町でも騒ぎを起こしているのを。 そんなぶっそうな連中を、ヤソンは家にかくまったのです。やつらは反逆罪を犯しています。カイザル(ローマ皇帝)でなく、イエスという別の王がいる、とふれ回っているのです。」

8-9 これを聞くと、町民と役人たちはひどく不安になり、保釈金を取った上で、ヤソンたちを釈放しました。

ベレヤで

10 その夜、クリスチャンたちはパウロとシラスを、急いでベレヤへ逃がしました。ベレヤに着くと、二人はいつものように、会堂で語りました。 11 ベレヤの人たちは、テサロニケの人たちに比べてずっと心が広く、喜んで話を聞いてくれます。そればかりか、二人の言うことがそのとおりかどうか、毎日、聖書を調べるほど熱心でした。 12 その結果、多くの者が神を信じました。中には名の知れたギリシヤ人の婦人も数人いましたし、男性で信じた人も、かなりの数に上りました。

13 ところが、テサロニケのユダヤ人たちは、パウロがベレヤで伝道していると聞くと、ベレヤにまで押しかけ、騒ぎ立てたのです。 14 クリスチャンたちは、すぐにパウロを海岸へ逃がしましたが、シラスとテモテはベレヤに残りました。 15 パウロに同行した人たちは、彼をアテネまで送り、一刻も早くアテネに来るようにという、パウロからシラスとテモテへのことづけを持って、ベレヤに戻りました。

Japanese Living Bible (JLB)

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