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M’Cheyne Bible Reading Plan

The classic M'Cheyne plan--read the Old Testament, New Testament, and Psalms or Gospels every day.
Duration: 365 days
Japanese Bible: Easy-to-Read Version (JERV)
Version
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使徒の活動記録 12

信じる仲間たちに更に多くの迫害が

12 このころ、ヘロデ王は教会に属している人たちに危害を加え始めた。 彼はヨハネの兄弟であるヤコブを、つるぎで殺すように命じたのだ。 ユダヤ指導者たちがこの方針を好んでいることを知ったヘロデ王は、ペテロも逮捕することにした。これは酵母イースト菌なしパン祭りの間に起こった。 彼はペテロを逮捕し、牢屋に入れた。看守たちは4人のグループを4つ作り、交代制で彼を監視した。ヘロデ王は過越祭すぎこしさいが終わった後、ペテロを公開裁判に引き出す予定だった。 ペテロは牢屋に入れられたままだったが、教会は彼のために神に祈り続けていた。

牢屋から連れ出されるペテロ

ヘロデはペテロを公開裁判にかける予定だったが、その日の前日の夜のことだった・・・

ペテロは2人の兵士の間で眠りについていた。彼の体には2つの鎖がかけられていて、それ以外にも多くの兵士たちが牢屋の扉の前で監視していたのだ。 すると突然、神の天使が現れ、明るい光が部屋一帯を照らした。天使はペテロを叩き起こした。天使は彼に言った。「さあ、早く立て!」すると、鎖がペテロの手から落ちた。 天使は言った。「服を着替えてサンダルを履くんだ」ペテロが言われた通りにすると、天使は言った。「さあ、上着を着て、わたしについて来なさい」

すると天使は出て行き、ペテロがその後を追った。しかし彼は、天使が本物であること、そしてこれが本当に起きている現実だということがわからなかった。彼はこの全てが夢だと思っていたのだ。 10 ペテロと天使は最初の監視と2番目の監視を通り抜けると、自分たちを街から隔てる鉄の門のところまで来た。すると、彼らのために門がひとりでに開き、彼らはそこから外に出た。道を下っていると突然、天使はペテロのもとから去っていった。

11 そしてついに、ペテロはこれが夢ではないことを理解した。すると、彼は思った。「俺のために神が天使を送ってくれたんだ。ヘロデ王やユダヤ人たちの全ての悪巧みから俺を救い出してくれたんだ!」

12 ペテロがそれに気づいた時、彼はマルコと呼ばれるヨハネの母マリアの家に向かった。そこでは多くの人が集まり、共に祈っていた。 13 ペテロは外のドアをノックした。ドアを開けにやって来たのは、女の召使いであるロダだった。 14 ペテロの声に気付いた彼女は、興奮してドアを開けるのを忘れてしまった。彼女は中へと走っていき、彼らにこのことを伝えた。「ぺ、ペテロさんがドアの、ドアの外に!」 15 神を信じる仲間たちは彼女に言った。「おかしくなったのかお前は?」しかし、彼女は本当だと言い続けた。そこで彼らは言った。「ペテロの天使に違いない」——【当時、多くのユダヤ人は、人間は天使と親密な関係にあり、天使が人間の外見を引き受けることが出来ると信じていた】

16 しかし、ペテロはノックし続けた。神を信じる仲間たちがドアを開けると、彼らはペテロを見た。そして、驚いたのだ。 17 ペテロは、彼らが静かになるように手を挙げた。ペテロは、王である神がどのように自分を牢屋から連れ出したのかを説明した。彼は言った。「ヤコブや他の兄弟たちにも起こったこのことを伝えておいてくれ」こうして、ペテロはそこから去り、別の場所へと向かって行った。

18 翌日、兵士たちはものすごく動揺していた。彼らはペテロに何が起こったのか分からなかったのだ。 19 ヘロデ王は彼を探すために兵士を送ったが、彼らは見つけることができなかった。そこでヘロデは監視役たちを取り調べ、その後、彼らを殺すようにと命じた。

ヘロデ王の死

その後、ヘロデはユダヤ地方から港湾こうわん都市カイザリヤに移り、その場所にしばらく滞在した。 20 ヘロデはツロとシドンの町の人々に非常に腹を立てていた。しかし、これらの町々はヘロデの国から食料供給を行なっていたため、ヘロデの国を必要としていたのだ。そこで、その地方の人々はグループを募ってヘロデ王に和解を求めに来たのだ。彼らはヘロデの側近であるブラストを味方につけることができた。

21 ヘロデは彼らと会う日程を決めると、その日、彼は美しい王服を身にまとって王座に座り、人々に演説をした。 22 人々は叫んで言った。「これは人ではなく、神の声だ!」 23 ヘロデは神が受けるべきこの敬意を奪ったのだ。すると、神の天使が彼に病気をくらわせ、ヘロデは虫に食べられて死んでいった。

24 神のメッセージは広がりをみせ、ますます多くの人々に届けられた。 25 バルナバとサウロが仕事を終え、彼らはエルサレムからアンテオケに、ヨハネ(マルコと呼ばれる人物)を連れて戻ってきた。

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マルコ 7

神のおきてと人間の伝統

マタイ15:1-20

ある日、パリサイ派とおきての先生たちが神殿のみやこエルサレムからはるばるイエスのもとへやって来ると、 イエスの弟子が、ユダヤ人のしきたりを守らずに食事をしているのを見た。 パリサイ派を含むユダヤ人にとって、ある決まった手順で手を洗うなどをしてから食事をするのは、先祖代々受け継がれている常識であった。 また、市場から戻ると食事の前には必ず自分の体を洗い、容器や水差し、鍋を洗うといったしきたりも守っていた。

パリサイ派とおきての学者たちがイエスに言った。「あなたのお弟子さんは、手を洗わずして食事をしておりますが?」

イエスが答えた。「あなた方が伝統を重んじているのは自分を良くみせたいがためじゃないのか!預言者イザヤが書き記した通りだ。

『口ではわたしを敬う彼らだが、
心はわたしから遠く離れたところにある。
彼らはわたしを拝んでいるが、全く無意味。
彼らの教えは人の手によって作られたおきてにすぎないからだ』と。

あなた達は神に従う以上に、人によって作られた伝統を大事にしてしまっている」

そして、イエスは続けた。「あなた方は自分の教えに忠実に従うことが出来るよう、神が命じたことを避ける技をあらわにしていらっしゃる! 10 モーセは、『あなたの父と母を敬いなさい』と言い、『父親や母親に悪いことを言う人は誰でも殺さなければなりません』とまで言っている。 11 でも、あなた方はもし父と母が助けを求めてきたとしても、神に捧げると誓った額を捧げきるまでは、助けなくていいと教えている。 12 その供え物を用いれば、両親を助けることができるのにだ! 13 だから、あなた方は神が言われたことをするのはそんなに重要ではないと教えているのだ。こうして、あなた方は自分が持っている伝統を守り、それを他の人に伝えることが重要だと思っている。そして、あなた方は他にも多くの同じことをしているのだ」——【イザヤ書29:13; 申命記5:16; 出エジプト記20:12より引用】

14 すると、イエスはもう一度自分のもとに人々を集めてこう言った。「いいか、俺が今から言う事をしっかり聞いて悟りなさい! 15 人は口にするものによってではなく、内側から出るものによって汚される!」 16 「聞く耳のある人は聞きなさい」——【いくつかのギリシャ語訳では、この16節が付け加えられているものが存在する】

17 こうしてイエスはその場を去り、弟子たちと共に家に入った。弟子はイエスに、「あのさ~先生、さっき言ってたことって・・・どういう意味?」と尋ねた。 18 イエスは言った。「まだ分かんないのか・・・!?神は、人が口にするものを理由に、その人を清くない、または悪であるなどと決めつけることはないのだ!分かるだろう! 19 食べ物は人の心には入らない。それは胃の中に入る。そして、その後は体から出る」(どんな食べ物を食べても良いという意味で、イエスはこう言った)

20 そして、イエスは続けた。「人々が行うものの中で、神を嫌がらせることとは・・・人々の考え方から来るものだ。 21 悪い考え、性的な問題、盗み、殺人、 22 結婚した相手以外との性交渉、欲張り、悪い行い、嘘、勝手気まま、ねたみ、侮辱ぶじょく、高慢、愚かな生き方というのは、全て心の内から始まる。 23 これらの過ちにより、人は汚されて、神に背を向けさせるのだ」

ユダヤ人以外の女性にも手を差し伸べるイエス

マタイ15:21-28

24 それから、イエスはツロ地方に向かった。自分がいることを町の人々に知られたくなかったので、こっそりある家に入った。しかし、気付かれるまでにそう時間はかからなかった。 25 イエスがその家にいるといううわさを聞いた女性は、ある悪霊に取りかれてしまった娘を連れて来たのだ。イエスの居場所をつきとめた彼女は飛んで行って、イエスの足元にひれ伏した。 26 「娘をどうか・・・助けてください!」彼女はユダヤ人ではなく、シリアにあるフェニキヤ州出身の外国人であった。

27 イエスが女性に言った。「子供たちからパンを取り上げて、犬に与えるなんて正しくない。犬よりも最初に子供たちが食べるべきだろう?」

28 彼女は答えた。「先生、おっしゃる通りです!でも、食卓の下にいる犬にも子供たちの食べこぼしたパンくずを食べる権利はあります!」

29 すると、イエスは彼女に言った。「あぁ、よく言った!さあさあ、早く娘さんのもとへ行きなさい!もう悪霊デーモンは出て行きましたよ!」

30 母親が急いで家に帰って娘のそばに駆け寄ると、そこには気持ちよさそうに眠っている娘の姿が・・・!悪霊デーモンが彼女から出て行ったのだ。

耳の聞こえない人をいや

31 イエスはツロ地方を去り、港のみやこシドンからデカポリス地方を通ってガリラヤ湖に戻った。 32 「お願いします・・・!」そんな時、耳が聞こえずはっきりと喋れない男が、彼の身内などに連れられてやって来た。彼らは彼の上に手を置いて治してほしいとイエスに頼んだのだ。

33 イエスは耳の聞こえない男をつれて2人きりになると、彼の両耳に指を入れた。次に、指にペッとつばを吐きその指を男の舌に乗せた。 34 イエスは天を見上げ、大きく息を吐いて言い放った。「エパタ開け!」 35 キィーーンッ・・・男は一瞬にして耳が聞こえるようになったかと思うと、はっきり喋ることまでできるではないか!

36 イエスはこの出来事を他人に話さないようにと彼の身内を含めて忠告した。が、注意すればするほど彼らはこの話を広めていった! 37 彼らはみんな驚いた。彼らは言った。「あの方はやる事、なす事、とんでもなく素晴らしいんだッ!耳の聞こえない人が聞こえるようになって、はっきりしゃべれなかった人がはっきり話せるようになったんだぜ!」

Japanese Bible: Easy-to-Read Version (JERV)

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