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M’Cheyne Bible Reading Plan

The classic M'Cheyne plan--read the Old Testament, New Testament, and Psalms or Gospels every day.
Duration: 365 days
Japanese Bible: Easy-to-Read Version (JERV)
Version
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マタイ 12

休日サバスの王であるイエス

マルコ2:23-28; ルカ6:1-5

12 同じころ、イエスは休日サバスに麦畑の中を歩いていた。お腹が減ったイエスの弟子たちは、麦のをつんで食べ始めた。 これをパリサイ派の人々が目撃すると、彼らはイエスに言った。「あなたのお弟子さんをごらんなさい!休日サバスに働いているではないか!」

すると、イエスが言い返した。「あなた達は、ダビデと彼の側近たちが空腹だった時に何をしたのか読んだ事がないのですか? ダビデは神殿に入り、供え物のパンを食べた。それから、そのパンを一緒にいた弟子たちにも分け与えたではないか。祭司以外の者が口にしてはいけないとおきてにあるお供え物をだ。 休日サバスに神殿で働く祭司はおきてを破ることになるものの、それは間違いとは認められない。という事を読んだこともあるだろう。 言っておくが、神殿に勝る者がここに立っている。 もしあなた方が、『わたしがほしいのは供え物ではなく、人への親切心』という聖書の意味を理解しているなら、無実の人間を非難しないだろう。 いいか、休日サバスとはいえ、人の子であるわたしの権威の及ぶ範囲だ!」

休日サバスに男をいやすイエス

マルコ3:1-6; ルカ6:6-11

そこからイエスは彼らのユダヤ集会所シナゴグへ行った。 10 そこでイエスは手が麻痺まひしている男を見た。そこには、イエスを訴える口実を探っている人たちがいた。だから、彼らはイエスにこう聞いてきた。「休日サバスいやすことは正しいことですか?」

11 イエスは答えた。「もし、休日サバスにあなたの羊が水路に落っこちたらどうする?つかんで救いあげるのではないか? 12 羊より人のほうが大切なのは当然だ。ならば、おきて休日サバスだってわたしたちに善を行うことを許すだろう」

13 こうして、イエスは手が麻痺まひしている男に言った。「さぁ、手を伸ばせ!」すると、動かせないはずの手が・・・の、の、伸びた!もう片方の手と変わらないほどの力が入る。そう、いやされたのだ! 14 こうしてパリサイ派は何も言わずにそこを去ると、イエスの殺害計画を練り始めたのだった。

イエスこそ神に選ばれた仕えし者

15 パリサイ派の策略は、イエスに筒抜けだった。そこでイエスはその場を去った。イエスの後には大勢の人がついて行った。イエスはどんな病人をも見捨てずいやしたのだ。 16 しかし、誰が治したのかは明かしてはいけないと忠告した。 17 全ては、預言者イザヤが述べた神のメッセージが実現するためだった。

18 「これがわたしの仕えし者、わたしが選んだ者だ。
彼はわたしが愛する人であり、わたしは彼を喜んでいる。
わたしの霊で彼を満たし、
そして、彼は地上に正義をもたらす。
19 彼は争うことも、叫ぶこともしない。
誰も道端で彼の声を聞くことはない。
20 曲がった草のくきでさえも折りはしない。
最も弱い炎さえも消しはしない。
彼は正義が勝つまでは諦めたりしない。
21 全ての人が彼に希望を持つ」

神からくるイエスの力

マルコ3:20-30; ルカ11:14-23; 12:10

22 「おーい、いたぞー!」イエスのもとに運ばれてきた男の目は見えず、口も利けない。悪霊デーモンに取りかれていたのだ。イエスが治すとたちまち声を発し、目が見えるようになった! 23 圧倒された人々は言った。「ひょっとすると約束されたダビデ王の子じゃないのか!」

24 このうわさを聞いたパリサイ派の人々はこう説明した。「あのイエスが悪霊デーモンを追い払える理由を専門家である我々がズバリ答えましょう!そう!悪霊デーモンかしらから力を借りているのですよ。考えてみてください!彼の家来である悪霊デーモンが言う事を聞くだなんて当たり前ではないですか!」

25 パリサイ派の考えなどお見通しのイエスはこう言い返した。「内戦をしている国は壊滅する。町や家庭も同様だ。め事が絶えないのなら崩壊がある。 26 悪魔サタンの力で悪霊デーモンを従わせているだって?それが正しいなら悪魔サタンは自分の王国を攻めていることになるが、それじゃあ自滅もいいところだ! 27 百歩ゆずって、わたしが悪魔ベルゼブルの力で悪霊デーモンを追い出しているとすれば、パリサイ派が悪霊デーモンを追いはらう時には何の力を使っている?わたしが正すまでもなく自分の宗派に正されるバカなへりくつだ・・・ 28 わたしは聖霊ホーリースピリットの力によって悪霊デーモンを追っ払う。これは、神の王国キングダム悪霊デーモンの陣地に攻め込んだことを意味する。 29 家の主人が強かったとしても、その主人よりもその人が強ければ、その人はその家に入り、家の中にあるものを奪うことができる。まずはその家の主人を縛り上げ、そして家の中の物を盗めるだろう!

30 だれでもわたしの味方をしないのなら、その人は敵だ。わたしと組まないなら、その人はわたしの邪魔をしているということだ。

31 いいか、人が犯す全ての過ちは、神の冒涜ぼうとくも含めて確かにゆるされる。だが、聖霊ホーリースピリットの働きに逆らうのならゆるされることはない! 32 人の子に逆らう事でさえもゆるされる。だが、聖霊ホーリースピリットの働きに逆らうのなら、たとえこの世界であっても、のちに来る世界であっても、絶対にゆるされることはないのだ!

良い木だけが良い実を結ぶ

ルカ6:43-45

33 良い実をみのらせたければ、良い木を育てなければならない。あなたの木が腐っていれば、腐った実しかならない。実ったその実を見てなんの木か分かる。 34 マムシめ!お前は悪だ!その腐った心からでるその言葉といったら絶望的だ。心に溜めたことが口から出る。 35 心に素敵なことを溜めるから素敵な人が生まれ、汚れたことを溜めるから汚れた人間になる。 36 言っておくが、最後の判決の日には無意識の発言でさえ裁かれる。 37 お前たちの口から出る言葉が、その時の判断基準だ。この世での発言は全て記録に残り、有罪か無罪かの判決が下るのだ!」

イエスの権威を疑う人もいる

マルコ8:11-12; ルカ11:29-32

38 すると、何人かのパリサイ派とおきての学者たちがイエスに答えた。「先生、あなたが神のしるしサインとして、奇跡を起こすのを見せていただきたい」

39 イエスは答えた。「今の時代を生きているあなた達は、神に対して不誠実だ。信じる前に奇跡を見なければならないのがその証拠だ。しかし、あなたに何かを証明する奇跡はない。あなたが唯一得られるしるしサインと言ったら、預言者ヨナに起こった事くらいだ。 40 ヨナは巨大な海の怪物のお腹の中で三日三晩を過ごした。同じように、人の子は三日三晩墓の中にいる。 41 最後の判決の日、この時代の人間はニネベの町の人たちと比較される。あなたがどれだけひどいことをしたか、彼らが証人となるのだ。ニネベの町の人々は、ヨナの言葉を聞いて心を入れ替え、そして生き方を改めた。それなのにどうだ・・・ヨナよりもはるかに偉大な者を前にしても変わろうとしない・・・

42 最後の判決の日、この時代は南の女王ジェバの女王と比較される。あなたがどれだけひどいことをしたか彼女本人が証人となる。なぜかって?彼女ははる彼方かなたから国宝級の贈り物を持ってやって来た。ソロモン王の知恵を聞くためだけにな。なのにどうだ・・・知恵の王ソロモンよりはるかに偉大な者を前にして、全く話を聞こうとしない・・・!」

空っぽであることの危険性

ルカ11:24-26

43 「人から悪霊が出てきた時、その霊は休息する場所を探して乾いた場所をさまようが、何も見つけられない。 44 すると、奴はこう言う『前の住処すみかへ戻るか』と。そして帰ってくると、その家はまだ空き家で全てがきちんと綺麗になっている。 45 するとその悪霊は、よし、しめたぞ!と言わんばかりに今度は自分より凶悪な悪霊を7匹連れて、そこに住むのだ。こうしてその人は以前よりも苦しい人生を送ることになるわけだ。それは、今の時代を生きている汚れた人間と同じである」

イエスについて行く者こそイエスの本当の家族

マルコ3:31-35; ルカ8:19-21

46 イエスが家で話し続けていると、家の外ではイエスの母とその兄弟が待っていた。 47 ある人がこう言った。「イエス、お話し中にすいません!お母さんとあなたの兄弟が外で待ってますよ!なんでもお話がしたいんだとか・・・」

48 イエスは答えた。「俺の母と兄弟とは誰のことだ?」 49 それからイエスは弟子たちを指して言った。「俺の母と兄弟はここにいるじゃないか。 50 そう、俺の本当の兄弟、姉妹、そして母親は、天のお父さんが望んでいることをする人々のことだ!」

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使徒の活動記録 12

信じる仲間たちに更に多くの迫害が

12 このころ、ヘロデ王は教会に属している人たちに危害を加え始めた。 彼はヨハネの兄弟であるヤコブを、つるぎで殺すように命じたのだ。 ユダヤ指導者たちがこの方針を好んでいることを知ったヘロデ王は、ペテロも逮捕することにした。これは酵母イースト菌なしパン祭りの間に起こった。 彼はペテロを逮捕し、牢屋に入れた。看守たちは4人のグループを4つ作り、交代制で彼を監視した。ヘロデ王は過越祭すぎこしさいが終わった後、ペテロを公開裁判に引き出す予定だった。 ペテロは牢屋に入れられたままだったが、教会は彼のために神に祈り続けていた。

牢屋から連れ出されるペテロ

ヘロデはペテロを公開裁判にかける予定だったが、その日の前日の夜のことだった・・・

ペテロは2人の兵士の間で眠りについていた。彼の体には2つの鎖がかけられていて、それ以外にも多くの兵士たちが牢屋の扉の前で監視していたのだ。 すると突然、神の天使が現れ、明るい光が部屋一帯を照らした。天使はペテロを叩き起こした。天使は彼に言った。「さあ、早く立て!」すると、鎖がペテロの手から落ちた。 天使は言った。「服を着替えてサンダルを履くんだ」ペテロが言われた通りにすると、天使は言った。「さあ、上着を着て、わたしについて来なさい」

すると天使は出て行き、ペテロがその後を追った。しかし彼は、天使が本物であること、そしてこれが本当に起きている現実だということがわからなかった。彼はこの全てが夢だと思っていたのだ。 10 ペテロと天使は最初の監視と2番目の監視を通り抜けると、自分たちを街から隔てる鉄の門のところまで来た。すると、彼らのために門がひとりでに開き、彼らはそこから外に出た。道を下っていると突然、天使はペテロのもとから去っていった。

11 そしてついに、ペテロはこれが夢ではないことを理解した。すると、彼は思った。「俺のために神が天使を送ってくれたんだ。ヘロデ王やユダヤ人たちの全ての悪巧みから俺を救い出してくれたんだ!」

12 ペテロがそれに気づいた時、彼はマルコと呼ばれるヨハネの母マリアの家に向かった。そこでは多くの人が集まり、共に祈っていた。 13 ペテロは外のドアをノックした。ドアを開けにやって来たのは、女の召使いであるロダだった。 14 ペテロの声に気付いた彼女は、興奮してドアを開けるのを忘れてしまった。彼女は中へと走っていき、彼らにこのことを伝えた。「ぺ、ペテロさんがドアの、ドアの外に!」 15 神を信じる仲間たちは彼女に言った。「おかしくなったのかお前は?」しかし、彼女は本当だと言い続けた。そこで彼らは言った。「ペテロの天使に違いない」——【当時、多くのユダヤ人は、人間は天使と親密な関係にあり、天使が人間の外見を引き受けることが出来ると信じていた】

16 しかし、ペテロはノックし続けた。神を信じる仲間たちがドアを開けると、彼らはペテロを見た。そして、驚いたのだ。 17 ペテロは、彼らが静かになるように手を挙げた。ペテロは、王である神がどのように自分を牢屋から連れ出したのかを説明した。彼は言った。「ヤコブや他の兄弟たちにも起こったこのことを伝えておいてくれ」こうして、ペテロはそこから去り、別の場所へと向かって行った。

18 翌日、兵士たちはものすごく動揺していた。彼らはペテロに何が起こったのか分からなかったのだ。 19 ヘロデ王は彼を探すために兵士を送ったが、彼らは見つけることができなかった。そこでヘロデは監視役たちを取り調べ、その後、彼らを殺すようにと命じた。

ヘロデ王の死

その後、ヘロデはユダヤ地方から港湾こうわん都市カイザリヤに移り、その場所にしばらく滞在した。 20 ヘロデはツロとシドンの町の人々に非常に腹を立てていた。しかし、これらの町々はヘロデの国から食料供給を行なっていたため、ヘロデの国を必要としていたのだ。そこで、その地方の人々はグループを募ってヘロデ王に和解を求めに来たのだ。彼らはヘロデの側近であるブラストを味方につけることができた。

21 ヘロデは彼らと会う日程を決めると、その日、彼は美しい王服を身にまとって王座に座り、人々に演説をした。 22 人々は叫んで言った。「これは人ではなく、神の声だ!」 23 ヘロデは神が受けるべきこの敬意を奪ったのだ。すると、神の天使が彼に病気をくらわせ、ヘロデは虫に食べられて死んでいった。

24 神のメッセージは広がりをみせ、ますます多くの人々に届けられた。 25 バルナバとサウロが仕事を終え、彼らはエルサレムからアンテオケに、ヨハネ(マルコと呼ばれる人物)を連れて戻ってきた。

Japanese Bible: Easy-to-Read Version (JERV)

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