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M’Cheyne Bible Reading Plan

The classic M'Cheyne plan--read the Old Testament, New Testament, and Psalms or Gospels every day.
Duration: 365 days
Japanese Bible: Easy-to-Read Version (JERV)
Version
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マタイ 9

麻痺まひした男をいや

マルコ2:1-12; ルカ5:17-26

イエスは小舟に乗り込み、湖をこえて地元カペナウムの町へ戻った。 すると、ある青年たちが体の麻痺まひした男をイエスのもとまで担いできた。「はぁはぁ・・・あ、あそこだッ!」「もうすぐで良くなるぞ!」彼らが持つ確信の強さを見て笑みを浮かべたイエスは、体の麻痺まひした男に言った。「よかったな青年、きみの過ちはゆるされた!」

おきての学者たちはイエスの言ったことを聞き、眉間にしわを寄せながらこう言った・・・「んなッ!今こいつ・・・あやまちは神にしかゆるせないというのに何様だ?神様への冒涜ぼうとくじゃないか!」

彼らの考えをさっしていたイエスはこう言った。「なぜそう悪くとらえる? 言うのは簡単だと思ったか?ゆるされたかどうかなど、外見では分かりっこないからな。それならわたしがこの男に立って歩けと命じたらどうだ? その通りになれば、わたしが人の子としてこの世の過ちをゆるす権利があると認めるしかない!」その後、イエスは麻痺まひした男に言った。「立ち上がれ!布団をたたんだら、自分の足で帰るんだ!」

その瞬間、麻痺まひした男は群衆の前で立ち上がり、布団をたたんで帰って行った。 ウォォォ!これには見ていた人も大騒ぎ、こんなにすごい力を人に与えた神を讃えたのだった。

マタイがイエスについて行く

マルコ2:13-17; ルカ5:27-32

イエスが歩いていると、税務署の前に座っているマタイがいた ——【別名レビ】イエスが彼に言った。「俺についてこい!」税金取りのマタイはすぐに腰をあげ、イエスについて行った。

10 その晩、イエスはマタイの家で食事をしていた。その中にはイエスに近い弟子以外にも多くの税金取りや悪評高い人たちが食卓についていた。 11 イエスがそんな人たちと食事をしたといううわさが広まり、パリサイ派がやって来た。彼らはイエスの弟子に聞いた。「きみ!なぜお前たちの先生は税金取りや罪人たちとご飯を食べる?」

12 彼らがこう言ったのが聞こえて、イエスは彼らに言った。「いいか、医者は健康な人ではなく、病人のためにいる。 13 この聖書箇所の意味が、何を言っているのか勉強してきなさい。『わたしがほしいのは供え物ではなく、人への親切心だ』わたしは全て正しいことをする人のために来たのではなく、間違いを犯しても自分の不完全さを認める人たちのために来たのだ。そして、わたしに加わらないかと聞くために!」

断食だんじきの質問に答えるイエス

マルコ2:18-22; ルカ5:33-39

14 すると、洗礼者バプテスマヨハネの弟子たちがイエスのもとにやって来て、こう言った。「私たちもパリサイ派もよく断食だんじきをしますが、なぜあなたの弟子は私たち同様、断食だんじきをしないのですか?」

15 イエスは答えた。「花婿はなむこを祝う結婚式に招待された友人は、こんなめでたい時に断食だんじきをするか?だが、式も終われば花婿はなむこは友人の元を離れる。その時になれば彼らも涙を流し、断食だんじきをするのだ。

16 古い上着に空いた穴をふさぐ為に新品の上着を切ってふさぐ人はいない。そんなことをしたら、新品の上着が台無しだ。そもそも新しい布と古い布の相性は最悪だろう。 17 また、新しいワインを古い革袋に入れる人もいないはずだ。そんな事をしたら、発酵はっこうした時に発生する圧力に負けて袋が破裂してしまう。もったいない。ワインはこぼれてしまい革袋も台無しだ。ワインの品質を保ち、かつ袋が破れないように新しいワインは新しい革袋に入れる。これは常識だ」

死んだ少女にいのちを与え、病気の女性をいや

マルコ5:21-43; ルカ8:40-56

18 すみません!イエスが話し終わらないうちに、ユダヤ集会所シナゴグの会堂長がやって来て、イエスの足元に土下座して言った。「私の娘・・・娘が先ほど死んでしまいました・・・。先生が触れてくれれば彼女は生き返ります!」

19 イエスと弟子たちは、ユダヤ集会所シナゴグの会堂長の家に向かった。

20 その道中、そこには生理がとまらず、血を流し続ける病気でかれこれ12年間も苦しんでいる女性がいた・・・。その女性はこっそりとイエスの背後にまわり、イエスの着ている服のすそにかすかに触れた。 21 イエスの服に触れることさえできれば病は治る!との思いからだった。

22 女性がイエスに触れるとイエスは振り返り、その女を見て言った。「よかったな。きみが治ると信じていたから治ったぞ!」女の病気は完治していたのだ。

23 イエスは会堂長と歩き続け、ようやく彼の家に到着し、家の中に入っていった。そこでイエスが目にしたのは葬儀そうぎの音楽をかなでる音楽家や大声で泣きわめく人たち・・・。 24 すると、イエスが言った。「帰れ!少女は眠っている。死んじゃいない」イエスの発言に彼らは笑いだした。 25 彼らを家から追い出した後、イエスは少女が寝ている部屋に入り、彼女の手を取った。すると、彼女はスーっと立ち上がったではないか! 26 この事件は、またたく間にこの地方一帯に広まった。

3人の男をいや

27 イエスがその場を後にすると、2人の盲人が彼についてきた。彼らは大きな声でこう叫んだ。「ダビデ王の子よ、憐れみを!」 28 イエスが建物の中に入ると、2人も後に続いた。イエスは彼らに聞いた。「わたしがお前たちの目を開けると思うか?」彼らは答えた。「もちろんですとも先生!」

29 すると、彼らの目に触れながらイエスは言った。「お前たちが信じたから目は開く」 30 ピカッ!2人の目に突然光が飛び込んできた!目が開いたのだ。そして、イエスは彼らに強く忠告して言った。「ここで起きたことは誰にも話してはいけないぞ」 31 しかしその場を去った後、興奮を抑えられなかった彼らは、イエスがしてくれた事をその地域一帯に言いふらしたのだ。

32 その2人が去ると、他の男をイエスの元に連れてきた人たちがいた。この男は悪霊デーモンに操られてしまい、口がきけなかったのだ。 33 イエスが悪霊デーモンを追い出すと、男がペラペラと話し始めたではないか!驚いた人たちは言った。「こんなのイスラエルの歴史上で見たことがない」

34 これを聞いたパリサイ派は言った。「彼はきっと悪霊デーモンから力をもらっているに違いありません。手下の悪霊デーモンたちが彼の言うことを聞くとすれば納得がいくではないか」

人々を気の毒に思ったイエス

35 イエスは町や村をくまなく回り、そのユダヤ集会所シナゴグ神の王国キングダムが来たと最高な知らせグッドニュースを広めた。そして、ありとあらゆる病人を治していった。 36 イエスが人々の群衆を見ると、イエスは彼らを気の毒に思った。なぜなら彼らは羊飼いのいない羊のようで、心配ばかりをしていて無力だったからだ。 37 イエスは弟子たちにこう言った。「たくさんの実が熟しているのに、収穫する働き手があまりにも足りない。 38 収穫の所有者である神に、もっと働き手を送るように頼むべきだ!」

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使徒の活動記録 9

イエスを信じる者になるサウロ

サウロは再びエルサレムで神を信じる仲間たちを怖がらせ、彼らを殺してやるとまで言っていた。サウロは大祭司のところへ行くと、 都市ダマスコにあるいくつかのユダヤ集会所シナゴグ宛に手紙を書いてほしいとお願いした。サウロは大祭司から、王であるイエスの道に従うダマスコにいる人たちを探し当てる権限が欲しかったのだ。その地域にいる信じる者たちを見つけたら男女問わず拘束こうそくし、エルサレムに連れ戻そうとしていたのだ。 そのためサウロはダマスコに向かった。ダマスコまであと少しというところで・・・突然・・・天からのものすごいまぶしい光が彼の周りを照らした。 彼が地面に倒れ込むと、語りかけてくる声が聞こえた。「サウロ、サウロ・・・なぜ、わたしを迫害するのか?」

サウロは言った。「しゅ、主よ!あなたは誰ですか?」

その声が答えた。「わたしはお前が迫害しているイエスだ。 起き上がって、街に行くんだ。そこにいるある者が、お前にするべきことを伝えてくれる」

サウロのそばには男たちも一緒にいたが、彼らは何も話すことができなかった。サウロの耳に声は聞こえていたが、そこには誰も見えなかった。 サウロは地面から立ち上がり、目を開けた。しかし、彼の目はなにも見ることが出来なくなっていた。そこで、男たちはサウロの手を引いてダマスコまで連れて行った。 3日間、サウロは見ることが出来なかった。そしてその期間、食べたり飲んだりすることもしなかった。

10 ダマスコにはアナニヤという、王であるイエスを信じる者がいた。ビジョンの中で神が彼に語った。「アナニヤ!」

アナニヤは答えた。「王よ、私はここにおります」

11 神は彼に言った。「起き上がって『まっすぐの道』と呼ばれる通りに行きなさい。そこでユダ【使徒のユダではない】の家を見つけ、タルソ出身のサウロという男がいるかと尋ねなさい。彼は今そこにいて、祈っている。 12 彼はアナニヤという名前の男が自分のもとにやって来て、その男の手が自分に置かれると、また目が見えるようになるというビジョンを見ている」

13 だが、アナニヤは答えた。「王よ、たくさんの人からこの男について聞いております。あなたの聖なる国民であるエルサレムの人々に対して行ってきた、多くの悪い話を聞いております。 14 そして今、彼はこのダマスコの地を訪れています。そして祭司長たちは、彼に権限を与えたのです。あなたを信頼する全ての人を捕まえる権限です」

15 だが神はアナニヤに言った。「行くのだ!わたしは重要な働きのためにサウロを選んだ。わたしは彼に、わたしのことについて、他の国々に、支配者に、イスラエルの人々に語ってほしいのだ。 16 わたしは彼にそれを全て示す・・・彼がわたしのために苦しまなければならないということを・・・」

17 そこで、アナニヤはその場を離れてユダの家に向かった。彼はサウロに手を置いて言った。「兄弟サウロよ、王であるイエスは私をつかわした。あなたがここに来る途中に見た、そのお方です。あなたがもう一度見えるようになるために、また聖霊ホーリースピリットによって満たされるように、イエスは私をつかわした!」 18 すると、すぐに、魚のウロコのようなものがサウロの目から落ちた。彼は見えるようになったのだ!それからサウロは起き上がり、そのまま洗礼を受けた。 19 サウロが食事を済ますと、再び強さがみなぎり始めた。

イエスについて人々に伝え始めるサウロ

サウロはイエスの弟子たちと一緒に、数日間ダマスコで過ごした。 20 その後すぐに彼はユダヤ集会所シナゴグに行き、イエスについて人々に話し始めた。彼は人々に、「イエスは神の子だ!」と伝えたのだ。

21 サウロの口からそのことを聞いた全ての人は驚いた。彼らはこう尋ねた。「この人は、エルサレムにいた、あのイエスを信頼する人々を滅ぼそうとしていた人と同じ人じゃないですか?それこそ、彼がここに来た理由ですよね?彼はイエスの弟子たちを逮捕し、彼らを祭司長たちのもとへ連れ戻そうとしていたはずでは・・・!」

22 しかし、サウロはイエスが救い主メシヤであることを証明することで、ますます力強く語った。彼の証言はとてもパワフルだったので、ダマスコに住んでいたユダヤ人たちは彼に反論することができなかった。

ユダヤ人から逃げていくサウロ

23 数日後・・・何人かのユダヤ人がサウロを殺す計画を立てた。 24 彼らユダヤ人は昼も夜も、街の門を見張っていた。サウロを殺そうとしていたが、サウロは彼らの思惑を理解していたのだ。 25 ある日の夜・・・サウロが教えを伝えた人たちが彼を街から逃げられるようにと手助けをした。彼らはサウロをかごに入れ、城壁の穴を通して吊り降ろした。

エルサレムでのサウロ

26 サウロがエルサレムに行った時、そこで彼は弟子たちのグループに加わろうとした。しかし、彼らはみんなサウロを恐れていた。サウロが本当にイエスを信じる者になったのか信じきれなかったのだ。 27 だが、バルナバはサウロを受け入れ、彼を使徒たちのところへ連れていってくれた。バルナバはサウロが道でイエスを見た事やイエスがサウロに語ったことを使徒たちに伝えた。それから、サウロが都市ダマスコでイエスについてどれだけ大胆に語ったのかを説明したのだ。

28 こうしてサウロは信じる仲間たちと共にエルサレム中を周り、神のために大胆に語った。 29 サウロはよくギリシャ語を話すユダヤ人と口論をしていた。こうして、彼らユダヤ人たちは、サウロを殺す計画を立て始めたのだ。 30 信じる仲間たちがその計画を知った時、彼らはサウロを港湾こうわん都市カイザリヤに連れていき、そこから港のみやこタルソに彼を送った。

31 ユダヤ、ガリラヤ、サマリアの全ての教会に平和な時が訪れた・・・そして、聖霊ホーリースピリットの助けと共に、この信じる仲間たちの信仰はさらに強くなり、彼らは王であるイエスへの深い敬意を彼らの生き方で示すようになっていったのだ。こうして、そこら中の教会に人が増えていったのだ。

ルダの町と港町ヨッパにいるペテロ

32 ペテロは、これらの地域にある全ての場所を旅しながら、ルダの町に住む信じる仲間たちのもとを訪れていた。 33 ペテロはそこで、体の麻痺まひが理由で8年間寝たきりだったアイネヤという男に出会った。 34 ペテロは彼に言った。「アイネヤ!イエス・キリストがあなたをいやす。起き上がって、布団ふとんを片付けるんだ!」彼はすぐに起き上がった。 35 ルダの町とサロン平原の人たちはみんな、アイネヤの姿を見て、王であるイエスに従うことを決意した。

36 ヨッパの町にはタビタという信じる女性がいた。彼女のギリシャ語の名前はドルカスと言い、その意味は鹿しかであった。彼女はいつも人々に良いことをし、貧しい人にはお金を与えていた。 37 しかし、ペテロがルダの町にいる間、タビタは病気になって亡くなってしまったのだ。彼らは彼女の体を丁寧に洗い、2階に安置していた。 38 港町ヨッパの信じる仲間たちは、ルダの町にペテロがいることを聞いた。その場所はそこまで遠くはない所だった。そこで彼らは2人の男をつかわし、ペテロにお願いした。「頼む、急いでくれ、早く来てほしいんだ!」

39 ペテロは支度を整え、一緒に出かけて行った。彼が到着すると、彼らはペテロを2階の部屋に連れて行った。すると、全ての未亡人が彼の周りに立つと、彼女たちは泣きながら、タビタが一緒にいた間に作った上着や服などをペテロに見せた。 40 ペテロは全員を部屋から出すと、彼はひざまずいて祈った。それから彼はタビタの体の向きを変えて言った。「タビタ、起きなさい!」すると、彼女は目を開けた。彼女はペテロを見ると、起き上がったのだ。 41 ペテロは彼女の手を取って、立ち上がらせた。その後、ペテロは信じる仲間たちと未亡人たちを部屋に集めた。ペテロは彼らにタビタを見せた。タビタが生きていたのだ!

42 この出来事はヨッパのいたるところで広まり、たくさんの人が王であるイエスを信じたのだ。 43 ペテロは港町ヨッパのかわ職人・シモンという男のところにしばらく滞在することにした。

Japanese Bible: Easy-to-Read Version (JERV)

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