M’Cheyne Bible Reading Plan
最後の災難を持った天使たち
15 それから私はもう1つの出来事を天で見た。それは目を疑うような光景だった。7人の天使が7つの災難を持っていた。これこそが最後の災難となる。なぜならこの後に神の怒りが終わるからだ。
2 私は火が混ざったガラスの海のようなものを見た。獣と、その獣の偶像と、その獣の名の数字に勝利した全ての者が海のそばに立っていた。彼らの手には神が与えたハープがあった。 3 彼らは神の召使いであるモーセの歌と子羊の歌を歌った:
「素晴らしいことと、驚くことをあなたはする。
圧倒的な力を持つ王である神。
正しく、真実があなたの道。
国々を支配する方。
4 神よ、全ての人があなたを恐れる。
全ての人があなたの名をたたえる。
あなただけが聖なる方。
全ての人があなたの前に来て、賛美する。
あなたこそ、正しいことをする方だから」
5 この後、私は神殿を見た。神殿とは天にある神のいる場所であり、聖なる場所である。すると神殿が開かれて、 6 7つの災難を携えている7人の天使が出てきた。彼らはきちんとキレイな服を着ていて、麻布の服からは輝きが見えた。彼らは金の帯を胸あたりに結んでいた。 7 4頭の生き物のうち1頭が、7人の天使に7つの金の鉢を与えた。その鉢は永遠に生きる神の怒りでいっぱいであった。 8 神殿は神の力と栄光からの煙で充満していた。7人の天使が持つ7つの災難が終わるまでは、誰も神殿には入ることが出来なかった。
弟子の心を慰めるイエス
14 イエスが言った。「何があっても、あわてるな!俺を信頼し、神に任せろ! 2 お父さんの家にはたくさんの部屋がある!それが嘘なら俺はこんなことは言わない。俺はそこへ・・・お前たちの居場所を用意するためにその場所へ行くんだ! 3 用意ができたら迎えに来る!俺が住む場所で共に住むためだ! 4 お前たちはすでに、俺が行く場所への道を知っている」
5 トマスが言った。「師匠の行き先もわからないのに、どうやってその道がわかるって言うんだい?」
6 イエスが答えた。「俺は道であり、真理であり、いのちだ!お父さんのもとに行く唯一の道は俺を通してだけだ! 7 俺を知ったからにはお父さんを知った。今、お前はお父さんを知っているのだ。お父さんを目にしているのだから」
8 ピリポが彼に言った。「師匠!お父さんを俺らに見せてください!俺たちはそれだけで十分だ!」
9 イエスが答えた。「俺は、自分の仲間であるお前たちと、こんなにも長く時間を共に過ごした。だから、ピリポ!お前は俺が誰だか知っているだろ。俺を見た者は、お父さんを見たからだ!それなのにお父さんを見せてくれって!なんでそんなことを言うんだ? 10 お父さんの中に俺がいて、俺の中にお父さんがいることを信じられないのか?いいか、俺が教えたことは、俺が考えだしたわけじゃない。俺の中に住むお父さんが、俺をとおして働いているのだ! 11 お父さんの中に俺がいて、俺の中にお父さんがいると俺が言うのだから、それを信じろ!これで物足りないなら、俺が見せた奇跡を思えば信じられるはずだ。
12 確実にこう言える!俺を信じる者は誰でも、俺と同じ奇跡を行なうばかりか、それ以上の奇跡さえ行う!俺がお父さんのもとに行くからだ。 13 俺の名によって願い求めるものはなんでも叶えよう!子をとおしてお父さんは称賛の的となる。 14 叶えてやろう!俺の名によって願うのなら、何でもだ!
聖霊の約束
15 お前がもし俺を愛するなら、俺の意志を継ぐだろう。 16 俺がお父さんに頼み、お父さんはもう1人の助け主を送ってくれる。彼はお前たちから決して離れず、永遠の助け主となる! 17 その助け主とは、全ての真理へと導いてくれる霊のことだ。この世に属する人は、彼を見たことがなければ、知りもしないため、彼を認めようとしない。だが、お前たちは彼を知っている。彼はお前たちと共に住んでおり、お前たちの内に住んでくれるからだ。
18 俺はお前たちを見捨てたり、孤児のように1人にはしない。必ずお前たちのもとへ帰ってくる。 19 少しの間、この世の者は俺を見ることはできない。だが、お前たちは俺を見だろう。そしてお前たちは生きるだろう。それは俺が生きているからだ。 20 俺が復活する時、お父さんの中に俺がいて、俺の中にお前たちがいて、お前ちの中に俺がいることがお前たちにも分かるようになる! 21 俺のことを上辺なんかではなく、真に愛する者は、俺のことばを知っているだけでなく、俺のことばに従う者たちだ。そんな人を俺のお父さんは愛し、俺も愛す。そして、俺は俺の存在を彼らに現わそう」
22 それから、ユダ(イスカリオテのユダではないユダ)が言った。「師匠、世の人間には姿を現さず、どうやって俺たちだけに姿を現わすっていうんだ?」
23 イエスは答えた。「俺を愛する人は、俺の教えに従う。俺のお父さんは、彼らを愛す。そんな人のところに俺と俺のお父さんは来て、共に生きる。 24 だが、俺を愛さない人は、俺の教えには従わない。お前が俺から聞いたこの教えは、俺から来たものではない。俺を遣わしたお父さんのものだ。
25 俺はお前たちと一緒にいる間、これら全てのことを話した。 26 だが、助け主が全てのことをお前たちに教えると、その助け主は俺が話したことをお前たちに思い出させてくれる。この助け主は、お父さんが俺の仕事をするために送る聖霊だ!
27 俺はお前たちに平安な心を残そう。俺が持つ平安をお前たちに与える。俺が与える平安は、この世が与える方法とは違う。だから心配するな!恐れるな! 28 『俺は去るが、お前たちのもとに戻ってくる』と言ったのを聞いただろう。もし、お前たちが俺を愛しているなら、俺がお父さんのもとに戻ることを喜んでくれるだろう。なぜなら、お父さんは俺よりも偉大だからだ。 29 それが現実に起こる前に、俺は今、お前たちにこれを話した。それが起きた後、お前たちはそれを信じることになる。
30 俺はお前たちとこれ以上、話はしない。この世の支配者がもうすぐ来る。彼には俺を抑え込む力はない。 31 だが、この世は俺がお父さんを愛していることを知らないといけない。だから、俺はお父さんが言ったことをただ実行に移すのみだ。
さぁ、来なさい!行こう!」
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