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The Daily Audio Bible

This reading plan is provided by Brian Hardin from Daily Audio Bible.
Duration: 731 days

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Japanese Living Bible (JLB)
Version
申命記 18-20

祭司とレビ人が受ける分

18 祭司とレビ人は、ほかの部族と違って土地がもらえません。彼らは、祭壇にささげられるいけにえやささげ物で生計を立てるのです。 主のものはみな頂けるのですから、相続地を受ける必要はありません。それが主のお約束です。

いけにえにする牛や羊の肩、頬、胃は、祭司に与えなさい。 祭司はそのほかに、収穫を感謝するしるしとしてささげられる穀物の初物、新しいぶどう酒、オリーブ油、羊の毛の初物などももらえます。 主はすべての部族の中からレビ人を、代々主に仕える者としてお選びになったのです。

6-7 レビ人はイスラエルのどこに住んでいようと、いつでも聖所に来てかまいません。そこで仕えているほかのレビ人と全く同様に、彼らの神、主の御名によって仕事ができます。 そして同じように、いけにえやささげ物の分配も受けられます。貧しいからではなく、受ける権利があるからです。

異教の習慣に倣うな

約束の地に着いたなら、そこの住民の忌まわしい習慣に染まらないよう、くれぐれも注意しなさい。 10-11 自分の子どもを、異教の神々へのいけにえとして焼き殺すような者は死刑です。そのほか、魔術師、占い師、まじない師、蛇使い、霊媒師、魔法使い、呪術師も赦されません。 12 これらを行う者は、主に嫌われ憎まれます。ほかの国が滅ぼされるのもそのためです。 13 だからあなたがたは、主の前に正しく歩みなさい。 14 その地から追い払われる国々はみな、このような悪いことを行いましたが、それに倣ってはいけません。

預言者について

15 代わりに主は、イスラエル人の中から私のような預言者を起こされます。その預言者の言うことを聞きなさい。 16 これはあなたがたが願ったことです。あれは、ホレブ山(シナイ山)のふもとでした。あの時あなたがたは、『恐ろしくて生きた心地もしません。もう二度と主の恐ろしい声を聞かなくてすむように、山に燃え上がる火を見なくてすむようにしてください』と訴えました。

17 主は願いを聞き、私に言われました。『よろしい、言うとおりにしよう。 18 イスラエル人の中から、あなたのような預言者を立てよう。わたしが言いたいことはみな、その者に語らせる。 19 その者の言うことを聞かないような者は、わたしの教えをいいかげんに扱ったのだから、わたしが罰しよう。 20 しかし、預言者が自分の考えをわたしの教えのように見せかけて語ったり、ほかの神々の教えを語ったりしたときは、その預言者は死ななければならない。』

21 では、主の教えかそうでないか、どうすればわかるのでしょう。 22 預言どおりのことが起こらなければ、それはうそです。ただの偽りです。そんな預言者を恐れることはありません。

避難用の町

19 あなたの神、主があなたのものになる地の国々をすべて滅ぼし、あなたがその町々に住むようになったら、 2-3 避難用の町を三つ確保しなさい。過って人を殺した者が安全に逃げ込めるようにするためです。国を三つに区分し、各地域に一つずつ避難用の町を設けます。町に通じる道はよく補修しておきなさい。

その町を設けるのは、たとえば次のような場合のためです。 二人の人が森へ木を切りに行き、一人が木を切ろうと斧を振り上げたとたん、刃が柄から抜けて相手に当たり、運悪くその人は死んでしまった。そういう場合、避難用の町に逃げ込んで身を守るのです。 6-7 だれも復讐はできません。これらの町は、どこに住む人でも必ず三つの町の一つには逃げ込めるように、距離をよく考えて町を選びなさい。でないと、町まで行かないうちに怒りに燃えた復讐する者に追いつかれ、殺されるかもしれません。過って殺しただけで死刑にならないのです。

先祖への約束どおり、主が領土を広げ、約束の地を全部下さったら、 避難用の町をさらに三つ増やしなさい。もっともそのためには、今日、私が与える律法をみな守り、あなたの神、主を愛し、主の言われるとおりに歩まなければなりません。 10 避難用の町が十分にあれば、罪のない者が殺されることもなく、不法な処刑が行われた責任を取ることもなくなります。

11 しかし、以前から憎んでいた相手を待ち伏せて殺した場合は、避難用の町に逃げ込んでもむだです。 12 犯人の出身地に当たる町の長老が彼を連れ戻し、殺された者の復讐をする者に殺させなさい。 13 容赦はいりません。イスラエルから人殺しを除き去りなさい。それはあなたがたのためになることです。

土地の境界線について

14 あなたの神、主が与えてくださる地に着いたら、かってに境界線を動かして人の土地を盗んではいけません。

裁判の証人

15 たった一人の証言で、人を有罪にしてはいけません。少なくとも二人、できるなら三人の証言が必要です。 16 無実の人を捕まえて、罪を犯す現場を見たと偽証する者がいたら、 17 その者と訴えられた者とを二人とも、その時に任に就いている祭司と裁判官のところへ連れて行きなさい。 18 裁判官がよく調べた結果、偽証であることがはっきりしたら、 19 訴えられた者が受けるはずだった刑を、反対に偽証人が受けることになります。こうして悪の根を取り除きなさい。 20 それが見せしめとなり、だれも偽証しなくなるでしょう。 21 みな自分の罪に見合う刑罰を受けるのです。いのちの代わりにはいのち、目の代わりには目、歯の代わりには歯、手の代わりには手、足の代わりには足で償われるのです。

戦いに出て行くとき

20 戦いに出て行って、自分たちよりはるかに強い大軍を目の前にしても、馬や戦車の数に恐れをなしてはいけません。エジプトから安全に助け出してくださった主がついておられます。 戦う前に、祭司はイスラエル全軍にこう告げなさい。 『みなよく聞け。今日の戦いを恐れてはならない。 あなたがたの神、主がわれわれの味方だ。主が戦われるからには、勝利は間違いなくわれわれのものだ。』

続いて司令官は民に勧めなさい。『家を建てたばかりで、まだそれを奉献していない者はいないか。戦死でもして、ほかの者がその家を奉献することにならないように、すぐ家へ帰りなさい。 ぶどうの木を植えて、まだその実を食べていない者はいないか。戦死でもして、ほかの者に食べられてはよくない。すぐ家へ帰りなさい。 婚約したばかりの者はいないか。戦死したら、ほかの者がその娘と結婚することになる。今すぐ家へ帰り、結婚しなさい。 おじけづいている者はいないか。そんな者がいたら、全体の士気に影響する。すぐに家へ帰りなさい。』 民にそう告げ終わったら、司令官は各部隊の長の名を告げなさい。

10 攻略しようとする町に近づいたら、まず降伏を勧めなさい。 11 その町が降伏して門を開いた場合、住民は全員奴隷にしなさい。 12 降伏を拒み、対戦するというのなら、町を包囲しなさい。 13 そしてその町があなたがたの手に落ちたら、男はすべて打ちなさい。 14 ただし、女と子ども、家畜、戦利品は自分たちのものにしてかまいません。 15 これは、遠くの町々を攻めるときのことであって、約束の地においてはそうではありません。 16 約束の地の中の町々では、住民を生かしておいてはなりません。 17 ヘテ人、エモリ人、カナン人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人を全滅させるのです。これは主の命令です。 18 こうしないと、その地の住民があなたがたを惑わして、偶像礼拝をさせるかもしれません。あなたがたまで忌まわしい習慣に染まり、あなたがたの神、主にひどい罪を犯したら、取り返しがつきません。

19 町を攻め取るときは、その町の木を全滅させないようにしなさい。木の実を取って食べてもよいが、切り倒してはいけません。木は敵ではないのです。 20 食用にならない木は切り倒し、城攻め用のはしご、やぐら、兵器などを作りなさい。

ルカの福音書 9:28-50

栄光に輝くイエス

28 それから八日ほどたって、イエスはペテロ、ヨハネ、ヤコブを連れ、祈るために山に登られました。 29 祈っているうちにイエスの顔は輝きだし、着物はまばゆいばかりに白くなりました。 30 その時、二人の人が現れ、親しげにイエスと話し始めました。なんとモーセとエリヤで、 31 彼らの姿も輝いていました。三人は、イエスがエルサレムで最期を遂げることについて話し合っていたのです。 32 ペテロとほかの二人は、眠くてまぶたが重くなっていましたが、はっと気がつくと、イエスは栄光に包まれ、モーセとエリヤといっしょに立っておられました。 33 その二人が立ち去ろうとするのを見て、すっかり動転していたペテロは、何を言ってよいのかもわからないまま、思わず口走りました。「先生。なんとすばらしいのでしょう! そうだ。幕屋(神がイスラエルの民と会う聖所)を三つ建てましょう。一つは先生のために。それから、モーセとエリヤのためにも一つずつ。」 34 ペテロがまだ言い終わらないうちに、光り輝く雲が立ち込め、一同をすっぽりおおったので、弟子たちは恐ろしさのあまり、がたがた震えだしました。 35 すると雲の中から、「これはわたしの子、わたしの選んだ者。彼の言うことを聞きなさい」という声がしました。 36 その声がやむと、イエスの姿しか見あたりません。三人の弟子たちは、この時のことを、ずっとあとになるまで、だれにも話しませんでした。

エルサレムを目指して進む

37 次の日、一行が山から降りて来ると、大ぜいの群衆が待ちかまえていました。 38 この時、群衆の中から一人の男が叫びました。「先生、どうかお助けを! 息子を見てやってください。たった一人の息子なんです。 39 ひとたび悪霊が取りつくと、大声で叫びだし、ひきつけを起こして口からあわを吹かせ、なかなか離れようとしません。 40 そこで、ここにいらっしゃるお弟子たちに、悪霊を追い出してくださいとお願いしたのですが、だめでした。」 41 イエスは弟子たちに言われました。「ああ、全く手に負えない、不信仰な人たちよ。いつまで我慢しなければならないのでしょう。さあ、その子を連れて来なさい。」 42 少年が近寄ると、悪霊はその子を押し倒し、激しくひきつけさせました。イエスは悪霊に出て行けと命じ、すっかり元気になった少年を、父親の手に返してやりました。 43 人々は、こんなことは神にしかできないと考え、恐ろしくなりました。

人々がイエスのなさるさまざまの不思議なわざについて驚いていると、イエスは弟子たちにおっしゃいました。 44 「いいですか、よく聞いて、しっかり覚えておきなさい。メシヤ(救い主)であるわたしは、やがて裏切られます。」 45 ところが弟子たちには、何のことを言っているのかさっぱりわかりませんでした。このことばの真意が隠されていたからです。それに、聞き返すのもこわかったのです。

46 さて、弟子たちの間で、やがて来る神の国ではだれが一番偉いかという議論が持ち上がりました。 47 彼らの考えを見抜いたイエスは、小さな子どもを一人そばに立たせて、 48 お話しになりました。「だれでも、このような小さな子どもを受け入れる者は、わたしを受け入れているのです。またわたしを受け入れる者は、わたしを遣わされた神を受け入れているのです。あなたがたの中で最も謙遜な者が、最も偉い者なのです。」

49 弟子のヨハネが、そばに来て報告しました。「先生。無断であなたのお名前を使い、悪霊を追い出している人を見かけました。仲間ではなかったので、すぐやめさせました。」 50 ところが、イエスは言われました。「そんなことをしてはいけません。あなたがたに敵対しない者は、あなたがたの味方なのです。」

詩篇 73

73 神はイスラエルに対して、
なんと恵み深いことでしょう。
心のきよい人に対して、その恵みは行き渡ります。
しかし私は、崖っぷちに限りなく近づき、
危うく足をすべらせて
落ちてしまいそうになりました。
傲慢な者や悪党が栄えるのを、
ねたましく思ったからです。
彼らの人生には苦しみもなく、
何でもうまくいくのです。
顔はつややかで、体は肥えています。
彼らは、他の人のように悩むこともなく、深刻な問題で
頭をかかえ込んだりすることもありません。
そのため、きらきら光る首飾りのダイヤのように
高慢をちらつかせ、
残忍の糸で織ったかのような服を着ています。
この金持ちたちは、
欲しいものが何でも手に入るのです。
神をあざけり、神を信じる人々を脅す、
その口のきき方は、なんと横柄なことでしょう。
彼らは天を向こうに回していばり、
大手を振って地上を闊歩します。

10 その影響は神を信じる人々にもまともに及び、
多くの混乱ととまどいをもたらしました。
11 彼らは言います。
「いったい神は、地上でどんなことが起こっているか、
ご存じなのだろうか。
12 見るがいい。あのいばりくさった連中を。
努力もせず、楽な人生を送っている。
しかも、財産は増えていくのだ。」
13 私が今までしてきたことは、むだだったのでしょうか。
きよくあろうと苦しんだ日々は、何だったのでしょう。
14 神に従う生活から得たものは、
苦しみと災いだけです。
しかも、それは、くる日もくる日も、
朝から晩まで私につきまとうのです。

15 もし、本気でこう口にしたら、
私は神の民を裏切ることになったでしょう。
16 主を憎む者どもがこんなに栄えている現実を
どう説明したらいいのでしょう。
17 ところが、ある日、神の聖所で瞑想していた時、
これらの悪者どもの行き着く先を悟ったのです。
18 あの者たちは、
なんとすべりやすい道を歩いていることでしょう。
突然、神から崖っぷちに追いやられて、
足をすべらせ、滅びの底に落ちて行くのです。
19 こうして、その幸福も、あっけなく幕切れとなり、
永遠の恐怖にのみ込まれるのです。
20 彼らの今の暮らしぶりも、つかの間の夢にすぎません。
夢から現実の世界に引き戻される人のように、
いつかは真実を突きつけられるのです。

21 こう悟った時、私は動揺しました。
22 自分がどれほど愚かで無知であったかを
思い知らされたのです。
ああ神よ。私は獣のように見えたことでしょう。
23 しかし、それでもあなたは私を愛し、
私の右手をしっかりつかんでくださっています。
24 一生涯、神は知恵と助言を与えて
私を導いてくださることでしょう。
そしてついに、私は栄光の天へ入れられるのです。
25 天でも、あなた以外に私の神はなく、
地上でも、慕わしいお方はあなたひとりです。
26 やがて私の体は衰え、気力も弱ります。
しかし神は、いつまでも変わらず、
心の支えとなってくださいます。
永久に私の神でいてくださいます。
27 神をあがめない者は滅びます。
神は、ほかの神々に仕える者を滅ぼされるからです。
28 しかしこの私は、
できる限り神のお近くにいましょう。
神にお従いするのです。
会う人ごとに、
神のすばらしい救いのわざを告げましょう。

箴言 知恵の泉 12:10

10 正しい人は自分の家畜にまで細かく気を配ります。
しかし神を恐れない人は、
うわべは親切そうでも思いやりがありません。

Japanese Living Bible (JLB)

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