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Chronological

Read the Bible in the chronological order in which its stories and events occurred.
Duration: 365 days
Japanese Bible: Easy-to-Read Version (JERV)
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ピリピ 1-4

あいさつ

📜イエス・キリストの奴隷、すなわち仕える者であるパウロとテモテからの手紙

ピリピ教会の牧師とリーダー、そしてイエスを信じる皆さんへ。

私はみなさんに挨拶を送る。父である神と王であるイエス・キリストから恵みと平安がみなさんに注がれますようにと心から祈っている。

パウロの感謝と祈り

あなた達のことを考えるだけで神への感謝でいっぱいになり、 みんなのために祈れば心が喜びでいっぱいになる。 最高な知らせグッドニュースを広めている時も、神の助けがあったことに感謝をし、また、あなた達も信じたその日からずっと私を助けてくれていたことに感謝をしている。 神はあなた達の中で良いことを始めた。そして、その良い行いは完成するその時まで、またイエス・キリストが戻って来るその時まで続けられることを私は確信している。

みんなについてこのように評価できるのも、私自身みんなのことをよく知っているからだ。あなた達は神が私に与えてくれたミッションの一部として、とても大切な一部になってくれている。私が牢屋にいる間も、そしてどこにいても、あなた達は最高な知らせグッドニュースを守り、真理を証明する手助けをしてくれている。 イエス・キリストのように私もみんなのことを愛している。神は知っている。私がどれだけあなた達に会いたいと思っているかを。

これは私が神へ捧げるみんなのための祈りだ・・・

愛と知恵、そして神を理解するその理解力がますます成長し、 10 何が重要で、何が重要ではないかといった優先順位を把握し、その中で最も重要なものを選び取ることが出来るように・・・そしてその決断により、自分が非難されることから自由と潔白を勝ち取ることができるように。こうしてあなた達が救い主キリストが戻るその日のために、備えることが出来るように・・・ 11 イエス・キリストに頼ることから生まれる良い実を多く結び、さらなる神への栄光と称賛しょうさんが集まるように・・・

試練さえ味方についた

12 兄弟、姉妹たちよ!

知っておいてほしいことがある。それは私の身にふりかかった災難のおかげで最高な知らせグッドニュースが急速に広まっているという事実だ! 13 私がこうやってこの場所で鎖に繋げられている理由は、この政府の建物にいる全ての人はもちろん、それ以外の人もそのことを知っている。それはイエスに仕えてきたからなのだ。 14 しかし、私が牢屋に入れられたことが原因で、多くのイエスを信じる者がイエスをさらに信頼するようになり、またそれが勇気へと変わって最高な知らせグッドニュースを広めていくことへと繋がっているのだ。

15 しかし、救い主キリストについてのメッセージを広めている人々の中には、私への嫉妬心ジェラシーが原因でその働きを行っている者たちもいる。そう!彼らの動機は自分自身についてくるフォロアーをより獲得したい、ただその一心だ。しかし、その一方で純粋に私たちと一緒になってこの最高な知らせグッドニュースを広めたいと思っている者たちもいる。 16 愛につき動かされている彼らなら、そのことを知っている。神から最高な知らせグッドニュースを伝える任務が私に与えられたということを。 17 ところが、自己中心的な動機を持って、自分のグループのサポートをするためだけに伝えている人たちは、間違った動機で伝道をしている。彼らがこうして活動しているのは、牢屋にいる私にただ問題が起きてほしいと願っているだけなのだ。 18 しかし、その動機が何であれ、一番大切なことは救い主キリストについてのメッセージが人々に伝えられているかどうかである。だから彼らのしていることが過ちだろうが、何だろうが、彼らが人々に伝えていることに対して私は嬉しく思う。そして、それはこれからもずっとそうだ。 19 そう!あなた達の祈りや、神が送ったイエス・キリストの霊の助けによって、この一連の動きが私を自由へと導くだろうと感じている。 20 私は確信的な期待を持っているのだ。それはどんなことがあろうとも、自分が決して恥じることのない希望だ。私は死ぬまで出来るだけ多くの称賛しょうさん救い主キリストに集めたいと思っている。そう!そのために生きるのだ!生死にかかわろうが、私は変わらず救い主キリストを大胆に、そして自由に語り続けるのだ! 21 なぜなら私は救い主キリストのために生きており、死ぬことはなおさら良いことだと信じているからだ。 22 もし私がこれからもこの世に生き続けることが出来るのなら、私は王であるイエスの役に立つことであれば何でも行っていく。しかし、死と生のどちらを選ぶべきなのか、私には分からない。 23 その決断は難しく、今にもこの世を離れて救い主キリストの元に行きたいと思うこともある。そのほうが比べものにならないほど幸せになれるのは間違いないからだ。 24 しかし、みんなを含め、私を必要としている人たちがいることも事実だ。 25 そう!だから私は確信している。まだこの地上に居続けて、あなた達に教えることがある、ということを。私は信仰を持って成長することによって、そこから喜びが生まれてくるということをあなた達に教え、手助けし続ける。 26 私がもう一度そちらに行くことができれば、イエス・キリストが大胆に私を助けてくれたことを聞かせられるだろう。そして、それを聞いたあなた達は大いに喜ぶだろう。

27 念のために伝えておくが、神を信じている人々と共に生活をし、救い主キリスト最高な知らせグッドニュースに対していつでも重みを感じながら生活していくことが大切だ!そうすることで、私がそちらを訪れようが、またあなた達から遠く離れていようが、私はいつでもあなた達の良いニュースを聞くことが出来るだろう。あなた達が同じ目的を信じている者たちと強く立ち、1つのチームとしてお互いに支え合うことが出来るのを信じている。 28 敵対する者を恐れるな!あなた達は出るくいだ!連中たちは、あなた達がいつの日か打ちのめされて人生を台無しにするだろうと、そんなことを期待している。だが、打たれるということは、救われているという証拠だ。そしてその敵は神に打たれて滅ぼされる。 29 神の祝福をもらっているということは、ただ救い主キリストを信じるだけではなく、救い主キリストを代表する者として苦しみを味わうということなんだ。 30 私が向き合わなければならなかった苦難と数々の問題の真っただ中にいる現状をあなた達は聞いているだろう。今こそあなた達が向き合う番だ!打たれても打たれても出るくいになれ!

人を優先し、心を1つに

救い主キリストからどれだけのものを与えられたか考えてみてほしい。どれだけ励まされたか、どれだけ愛と安らぎを注いでくれたか。聖霊ホーリースピリットを与えてくれて、どれだけ情けをかけられ、親切にしてくれたか。 これほど祝福されたのなら、今、自分の出来る範囲のことをし、私を完全に幸せにしてほしい。お互いに協調し、愛を示し合い、目的や考え方、全ての一致を持って生活をしてほしいのだ。 何があっても、何をするにしても、自己中心的な思いやプライドが動機にならないように。むしろ謙虚に他人を優先するんだ。 自分にとって何がベストかではなく、他の人にとって何がベストかを考えるんだ。

身分に捕らわれない姿勢

イエス・キリストの考え方なのだから見習いなさい。

♪~イエスは全ての面で神と同じであった。
しかし、イエスは神と同等であっても、
そのことを自分のために使おうとは一切思わなかった。
それどころか、神に値する全ての権利を放棄したのだ。
そしてイエスは奴隷の地位を受け入れると、
人間として生き、その生涯を歩んだのだ。
イエスは自らを低くし、全身全霊で神のために尽くしたのだ。
そう!彼は死を迎え、十字架で死なれた時でさえも神に従い尽くした。
だからこそ、神はイエスの地位を頂点まで引き上げ、
この世の全ての名の中で最も優れた名を与えたのだ。
10 こうして全ての人間が、イエスを見てひれ伏し、イエスに敬意を表すのだ。
それは地上にいるものはもちろん、天にいる者も地の下にいる者さえも、イエスを拝むのだ。
11 そして彼らは口をそろえてこう言う。「イエス・キリストは王だ」と。
こうしてこのことが父である神に栄光を与えることとなるのだ♫~

救われた人の使命

12 私の愛する友よ!あなた達はどんな時も、あなた達が教わったことに従ってきた。私がそちらにいた時の様に、そのまま従い続けるのだ。今は私がそちらにいない時だからこそ、なおさら注意深く善行に励むのだ。神に対しての偉大さと敬意の心を持って、あなた達の救いが確かなものであるということを示す行動を取り続けるのだ。 13 そう!神はあなた達の中で働いている。神は、神が喜ぶ行動をしたいと思えるようにあなた達を助けてくれる。そして、それを行うために必要な力を与えてくれるのだ。

14 どんなことをしていても、文句を言ったり理屈をこねたりしてはいけない。 15 そうすることで、人から責められるようなことからも自由になり、潔白を証明できる。あなた達の周りにいる悪の道を歩んでいる者たちから間違った影響を受けず、神の子供たちの様に生きなさい!彼らは何が正しいのか分からず麻痺まひしてしまっているのだ。そう!だから、あなた達はこの暗闇の世の中で光の様に輝いて生きなければならないのだ! 16 そう!彼らにいのちを与える最高な知らせグッドニュースを伝えるということだ。そうすれば救い主キリストが再び戻ってくる時、私はあなた達の働きに誇りを持つことが出来る。そして、私がこれまで切り開き、走ってきた道が無駄ではなかったということ、そしてレースに勝利したということを証明することが出来るのだ!

17 みんなは神を信頼しているからこそ、その人生を神に捧げるだろう。私もみんなと同じく神のために苦しみ、神のために血を流すことになるだろう。それでも私は喜び、その喜びをあなた達と共に分かち合う。 18 これは、喜ばしいことなのだから、みんなも一緒に喜んでくれ!——【ピリピ教会の最高責任者であるパウロが捕らわれ、殺されそうになっていることを理由に教会が悲しんでいたのだ。パウロはこんな状況さえも喜ぶべきだと励ましている】

混血のテモテとエパフロデト

19 神であるイエスの祝福と共に、私はすぐにでもテモテをそちらに送りたいと思っている。そしてみんなが元気にやっているのかどうかを彼に近況報告をしてもらい、元気をもらおうと思っているのだ。 20 テモテほど親身になって、あなた達のことを考えている人に私は会ったことがない。 21 他の人と言ったら、自分のことばかりで、イエス・キリストの働きには関心がないのだ。 22 だが知っての通り、テモテは神の息子のように最高な知らせグッドニュースを伝えることに協力してくれた。 23 牢屋にいる私が次にどうなるか次第だが、すぐにでもテモテをあなた達の所に送ろうと思っている。 24 私自身も神の助けを得て、あなた達の所にすぐにでも行けることを信じている。 25 今できることは、エパフロデトをあなた達の所にお返ししなければということだ。彼は神の家族の中でも私の同士であり、兄弟だ。王であるイエスの軍として私と一緒に働き、戦ってくれた。私が助けを必要とした時にあなた達は彼を私に送ってくれた。 26 しかし彼は今、みんなが恋しくてみんなに会える日を今か今かと待ちこがれている。特に、彼が病気だったことをあなた達は知っているからこそ、あなた達が動揺しているのではないかと、彼はあなた達のことを心配しているようだ。 27 確かに彼は重病で、一時は死んでしまうのではないかという考えも頭をよぎった。しかし、神は私と彼に助けの手を差し伸べ、悲しみを遠ざけてくれたのだ。 28 だから私は心からエパフロデトをそちらに送り出したいと思っている。おぉ~彼を見たらみんな大喜びするだろう。そしてあなた達の心配が和らぐはずだ。 29 どうか彼を盛大に迎えてやってくれ。エパフロデトのような男は大切にされるべきだ。 30 エパフロデトは命がけで救い主キリストのために働き、私の力になろうと死ぬか生きるかの第一線で戦ってきた戦士だ。遠く離れたみんなに代わって私へ尽くしてくれたのだから。

イエス・キリスト以上のものはない

兄弟、姉妹たちよ。

王であるイエスと繋がりを持つことが出来ることに喜びを持ちなさい!私は何度も何度も同じことをあなた達に言っているが、何のためらいもない。それはあなた達のためになるからだ!

あなた達に噛みつき、引きちぎり、あなた達を傷つけるだけの野犬を警戒しなさい。彼らの焦点は形だけの切り落とし、つまり割礼かつれいのことだけを気にしている。——【割礼とは、包茎手術のことで男性性器の皮の一部を切り取ること】 しかし、私たちは本当の割礼かつれいを知っている。私たちこそが本当の割礼かつれいを受けている人々なのだ。それは聖霊ホーリースピリットを通して神を讃えているということだ。生まれや育ち、資格や経験など、自分の力は関係ない。いいか!信じる者が誇れることとはイエスの仲間であること、ただそれだけだ。 万が一、私が自分自身の力を頼ることが出来たとしても、それを頼ることは決してしない。もし、自分を頼ることが救われる理由になると自負する者がいれば教えてやれ!そんな理由なら私の経験と比べたらお粗末そまつなものだと・・・ 私自身、生後8日目に割礼かつれいを受けたイスラエルの国民から出たベニヤミン族の血を継いでいる者だ。私の両親も私自身もユダヤ人でヘブル語を話す。だから以前の私にとっておきては何よりも重要なものであった。だからこそ、私はパリサイ派に属していたのだ。 その熱心さとは、教会を激しく迫害するほどだった。その時は、それが神を喜ばすことだと信じていたからだ。そしてモーセの律法ルールに従うことが間違っているのだと誰も指摘する者はいなかった。 以前の私が価値があると思っていたそのものは、救い主キリストのおかげでメッキがはがれ、無価値となった。 今ではそれだけではなく、そう!王であるイエス・キリストと関係を築く最高な特権がある。それと比べれば他のものはみな薄っぺらく見えるのだ。私はイエスのために全てを捨てた。全てのものが価値を生み出さなくなったのだ。そして私にとって価値があるものは、救い主キリストのみということになった。 私は救い主キリストと繋がりたい!神によって正しい者とされたいのだ。それはおきてに従ったからではなく、神に任せて神の方法で救い主キリストの忠実さの上で正しい者とされたのだ。そう!神が私たちを正しくしてくれるのだ。それは私たちが救い主キリストを信じているから・・・ただそれだけだ。 10 私がしたいことは救い主キリストとさらに関係を深め、イエスを生き返らせた力を体験して救い主キリストの痛みを分かち合うことなのだ。できるだけ彼のようになりたい。それが死につながろうとも。 11 そして私は・・・私自身、どういう方法かは分からないが、死から生き返る!そのことに希望を持っているんだ!

ゴールを目指せ!

12 決して私が完全に神の望まれる人間になったと言っているわけではない。私はまだゴールに達していないのだ。これは一生の課題だ。しかし、私は常にそこにたどり着こうと進み続け、それを自分のものとしようと励んでいる。これこそイエス・キリストが私にしてほしいことであり、だからこそイエスは自分のものとし私を選んだのだ。 13 兄弟、姉妹たちよ!私がまだその目標に達していないことぐらい自分で自覚している。しかし1つだけいつも心がけていることがある。それは過去のことを忘れ、自分の目の前にあるそのゴールに全集中で取り組むということだけだ。 14 フィニッシュ・ラインを目がけて全力で走り続け、そのゴール地点でもらえる賞を、すなわちイエス・キリストを通して私に約束された神からの人生を得るために全力で走っているのだ。

15 霊的に一人前である私たちであれば、そのように考えるべきだ。もしあなた達の考えが何らかの点で神の考えとずれているなら、神はハッキリとあなた達に指摘してくれるだろう。 16 しかし、まだそこへ到達していなくても、受けとっている真理で歩み続けなさい!

17 兄弟、姉妹たちよ!私を手本とし、私の仲間に入って来なさい!また、私たちが示した生き方をしている人を見て学びなさい! 18 キリストの十字架に敵対する者は大勢いる。私はあなた達にしつこくそのことを話しているはずだ。毎回その話をするたびに、私はこの現状に涙を流さずにはいられない。 19 このままの生き方では連中たちの行きつく先は破壊である。神がいるべき場所を自分の欲望で置き換えてしまっているからだ。恥ずべきことをしているが、彼らはそれをむしろ誇ってさえいる。この世のことばかりを考えているのだ。 20 しかし、私たちを治める政府は天にある。私たちはそこから来る私たちの救い主を待っているのだ。その方こそ、私たちの王であるイエス・キリストだ。 21 その日、彼は私たちの土の体をイエスと同じように栄光に輝く体へと変えてくれる。全ての力という力を治めるイエスの力で、これが実現されるのだ!

持つべき視点

愛する兄弟、姉妹たちよ。私が教えたように王であるイエスに従い続けなさい!私はあなた達を心から愛している。そしてみんなに早く会いたいと思っているのだ。みんなは私の喜びであり、誇りだ。

ユウオデヤ婦人とスントケ婦人よ。あなた達2人は、お互いに王であるイエスの家族なんだ。だから、仲直りをしてお互いに平和を築きなさい。 こういう状況だから、私は一緒に働いてきた同志たちにお願いをしたい。彼女たちの助けになってくれ!彼女たちはクレメンスとともに一生懸命になって、私が最高な知らせグッドニュースを伝えることに協力してくれた人たちだ。それに、彼女らの名前はちゃんといのちの書に刻まれている。

いつも王であるイエスの中で喜びにあふれていなさい!もう一度言う!喜びなさい!

誰の目から見てもあなた達が優しさにあふれ、忍耐強い人々であることを示してあげなさい。王であるイエスは近いのだと・・・ 心配するな!心配を祈りに変えて、全ての事を祈るのだ。そして、すでに持っているものに対して感謝の思いを向けるのだ。 イエス・キリストに属しているのだから、神はあなた達に平安を送るだろう。そしてその平安が、あなた達の考えや心配する思いから守ってくれるはずだ。神からくる平安は私たちの理解をはるかに超えたもので、私たちの心を守ってくれる。

さぁ、兄弟、姉妹たちよ!良いことに目をとめ、賛美したくなることばかりを考えるのだ。真理、良心、正しさ、純粋さ、美しさ、そして尊敬に値することを考えるのだ。 私から学び、受け取ったことをそのまま実行すればいい。見たままを行えばいいのだ。そうすれば平安の神があなた達と共にいるだろう。

贈り物への感謝

10 あなた達が再び私を気にかけてくれるその心が嬉しい。王である神が私を喜ばせてくれるのだ。以前もあなた達は私のことを気にしてくれてはいたのだが、それをこの目で見る機会がなかった。 11 こんなことを言うのは、決して私が他の誰かからの助けを求めているというわけではない。今の状況がどうであれ、何が起ころうとも、私は自分の持っているもので満足する術を学んでいる。 12 金欠になろうが、どうやって生きるかぐらいは熟知している。どんな状況であっても、その状況に合った生き方を習得したのだ。そう、満足な食糧がある時も、腹ペコな時も、必要以上にある時も、何もない時も、それなりに生きる秘訣を身に付けたのだ。 13 救い主キリストさえいれば、何とかなる!イエスが状況に耐えられるその力を私に与えてくれるからだ。

14 しかし、私がピンチな時、あなた達が支援をしてくれたのは大変助かった。 15 私が最初にマケドニヤ地域に最高な知らせグッドニュースを伝えに行った時のことを、ピリピにいるあなた達は覚えているだろう。私がその地を離れ、他の地方に向かった後もあなた達は私との関係を維持し、贈り物を送って、感謝を表してくれた。そんなことをしてくれるのはピリピ教会の人たちだけだった。 16 事実、私が港のみやこテサロニケに滞在中、あなた達は一度だけではなく何度も必要なものを私に送ってくれた。 17 本当は、あなた達から贈り物が欲しいというわけではないんだ。ただ、与えたいというその思いからくる祝福をあなた達に味わってもらいたいと私は思っている。 18 必要なものは全てある。なぜなら、あなた達からの贈り物をエパフロデトが届けてくれたからだ。あなた達の贈り物は神への捧げものであって、それは甘い香りが立ちのぼる生贄いけにえだ。そして、その生贄いけにえは私ではなく、神が受け取り、神が喜ぶのだ。 19 私の神はイエス・キリストをとおして自身の持っている偉大な富の中から、あなた達が必要としているものを全て与えてくれる。 20 父である私たちの神に永遠の栄光があるように。アーメン

21 そちらにいる神の人々によろしく伝えてくれ。それぞれが、それぞれの役目でイエス・キリストの体に繋がっている人々に伝えてほしいのだ。今、私と一緒にいる神の家族のみんながこんにちはと言っている。 22 また、他の神の人々もあなた達によろしくとのことだ。特にカイザル帝王のもとで働く者たちがよろしくと言っている。

23 どうか王であるイエス・キリストの恵みが一人一人と共にあるように。

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