Chronological
1 📜神と王であるイエス・キリストに仕える者、ヤコブからの手紙
世界中に散りばめられた12部族の人々へのご挨拶。
壁を乗り越える信仰と知恵
2 兄弟、姉妹のみなさん。そっちは問題だらけかな?それなら喜ぶんだ!この先も困難が待ち受けているだろう! 3 知っているだろうが、神への信仰を試される時にこそ、あなた達は困難の中で忍耐が鍛えられるのだ。 4 逃げ出さず、雑草魂を燃やすなら、その根は成長し、芯の通った人格者になることができる!この姿こそ、神が望んでいる姿なのだ。
5 知恵が足りていないのか?遠慮なく神に求めればいい!神は必ず与えてくれる。心の広い神は与えるのが大好きだから! 6 ただし神に知恵を求めるなら、必ずもらえるんだと確信をもって信じる必要がある。何も疑わずにだ!どんな人であれ、疑う人というのは波立つ水面のようなもの。風に吹かれて上がったり下がったりする波と同様だ。 7-8 そんな人々はいつも2つのことを考えてしまい、どっちつかずだ。どっちにするのか決断できないそんな人々は、神から何かがもらえるなどと思うべきではない。
本当の富
9 神の家族であっても、この世の中で身分が低く粗末にされる人は喜びなさい!神はそういった人たちのことを宝だと思ってくれている! 10 また、裕福な者は神が自分たちのプライドを下げて、低くしてくれることを喜ぶんだ!彼らの様な豊かさは、野に咲く花のようで最後にはかなく散り死んでいくだけだ。 11 富はまるで、枯れていく草花のようだ。真夏の太陽が水分を取り上げ、干からびていく。美しかった花はどこへやら。彼らは自分たちのビジネスを考え、将来を計画するが途中で息絶えるのだ。
誘惑の源とは?
12 誘惑に負けず信じ続ける者は、神からの素晴らしい祝福を得るだろう。神を愛する人に約束された永遠のいのちの冠が贈られるのだ。 13 悪事に手を出したくなり、誘惑にかられた時には「この誘惑は神が送ってきたのだ」などと言うべきではない。悪魔が神を誘惑することなどできないし、神も誰かを誘惑させることなどしない。 14 人は自分の欲のある場所で悪魔からの誘惑を受けやすい。あなたの欲があなた自身を導いて、あなた自身を罠にはめるのだ。 15 欲望が完全にふくらむと、過ちを犯し、過ちが完全にふくらむと、死を生み出す。 16 だから兄弟、姉妹たちよ!だまされないでくれ。 17 良いもの全ては神から来る。パーフェクトな贈り物は、全て神からくるのだ。空にある全ての光を造った父、その父から良いものが全て下りてくる。しかし、神はそれらの光の影とは異なり、神は決して変わらず、いつも同じでいてくれる。 18 神は最高な知らせをとおして私たちを生まれ変わらせてくれた。神は私たちを神の創造物の中で一番重要な者たちにしたいと願っていたのだ。
謙虚に耳を傾け、行動に移せ!
19 愛する兄弟、姉妹たちよ!誰もがすぐに耳を傾けて聞くべきだ。ゆっくりと話し、怒るのには遅くあるべきだ。 20 怒りは神の求める生き方から私たちを遠く引き離してしまう。 21 だから、あなたの内にある全ての種類の不潔な悪を排除するのだ。そして謙遜な心を持ち、あなたの心に植え付けられる神の教えを受け入れるのだ。この教えこそ、あなた達を救ってくれる。
22 また、聞くだけでなく神の教えに従うことも忘れてはならない。聞くだけ聞いて何もしなければ、自分自身を騙すことになる。 23 神の教えを聞いているのに実行に移さない人は、まるで鏡に映る自分をず~っと眺めているようなものだ。 24 そう!鏡に映った自分を見るだけで、何もしない。そういう人は鏡を離れた後、自分の姿がどんなに悪くても、その姿をすぐに忘れてしまう。 25 しかし、神の完璧な教えを一心に見つめ続けている人は、自由へと導かれるのだ。よく聞きなさい!そういう人はただ聞くだけではなく、忘れることもない。そして、言われたことを確実に行動に移すのだ。そういった人には、神からの祝福が大いにある。
神を讃える本当の姿とは?
26 自分は神を敬う者だと思っていても、その口をうまくコントロールできないのであれば、自分で墓穴を掘ることになるだろう。そうなれば、神へ捧げるあなたの礼拝や情熱も神にとって価値のないものになるだろう。 27 父である神が求める欠点のない純粋な捧げものとは、あなたが世の中の悪い影響に染まらず、孤児や未亡人のような生活に苦しむ人を助けるということだ。
身分や豊かさでひいきしない
2 兄弟、姉妹たちよ!栄光に輝く、私たちの王であるイエス・キリストを信じる人々よ!ある一定の人々がほかの者たちよりも重要な人たちであるなどと考えてはいけない! 2 たとえば教会の集まりに、立派な身なりで高価な金の指輪をはめた金持ちと、みすぼらしい身なりの貧乏人が同時に入って来たとしよう。 3 するとあなた達は豪華な服装をしている人に対して特別なおもてなしをして、こう言うだろう。
「よく来て頂きました。ご用意しておいたこの特別なお席にお座りください」
一方、みすぼらしい格好で現れた人には、
「あぁ~、そうだな~、そこで立って聞くか、その辺の地べただったら座われるけど・・・」と言うだろう。
4 こんなことはあってはならない!ある人間が他の人間よりも偉いと言っているも同然ではないか!あなた達は自分自身を裁判官の様な地位にまで持ち上げて、判決を下しているが、悪い判断しかできない裁判官だ。
5 愛する兄弟、姉妹たちよ!よく聞きなさい。神はこの世の貧乏な人たちを選び、信仰の中で豊かにしてくれる。神は彼ら貧乏な人々を選んだ。それは、神が約束した王国を神が愛する彼らに受け取らせるためにだ。 6 それなのにあなた達は貧しく身分の低い者たちを見下し、一方で金持ちには敬意を示し尽くしている。なぜそんなことをするのだ!?彼ら金持ちはあなた達の人生を操ろうと、彼らの持っている権力で重圧をかけてくる者たちだ。そして、あなた達を裁判にかけるんだ。 7 私たちの偉大な神の名をバカにする者・・・それは彼ら、金持ちではないか!
8 一つの掟が他の全ての掟を支配して、最も優れていることを知っているだろう。この王から与えられた頂点にある掟は、聖書の中で見つけることが出来る。「自分自身を愛するように、他の人を愛しなさい」もしこの掟を守っているなら、あなた達はいつも正しいことをしている。 9 しかし、誰かを他の者よりもえこひいきすれば、それは完全な過ちだ。神の掟を破ったことになる。
10 だから神の掟全体を注意深く守っていても、一つの掟で失敗すれば、全てを破ったのと同然の罰が科せられるのだ。 11 要するに、「結婚相手以外と性交渉をしてはならない」——【出エジプト記20:14; 申命記5:18より引用】と言った神は、「殺してはならない」——【出エジプト記20:13; 申命記5:17より引用】とも要求している。そして、あなた達がもし不倫の過ちを犯さなくても、誰かを殺せば全ての掟を破ったことになるということだ。
12 あなた達は人々に自由を与える掟によって判決が下される。だから、あなた達が話すこと、行うこと、全てにおいてこのことを適応させるようにするのだ。 13 そう!他の人に情けを示しなさい。あなた達がそうしないのなら、あなた達に判決が下される時、神からの情けなしに、容赦なく神の裁きが下るだろう。しかし、情け深い人は神の前に恐れを抱かず立つことができ、そして神が情けをかけてくれるはずだ。
信じて行動する
14 兄弟、姉妹たちよ!神を信じている信仰があっても、行動に移さなければ何の意味もない。そのような信仰では誰も救うことはできない。 15 例えば、神の家族の中で、着るものや食料に困っている人がいるとしよう。 16 そして、彼らに対してある人はこう言うのだ。
「おぉ~神がついているから、大丈夫!暖かくして食べ物をいっぱい食べて!」
しかし実際、必要なものを何も彼らに与えてあげないのであれば、あなた達の言っているそんな励ましの言葉なんか何の価値も持たない! 17 信仰もこれと全く一緒だ!どれだけ信じていても、何もしないのであれば、そんな信仰は死んだも同然だ!
18 しかし、これに対してある者はこんな反論をするだろう。
「ある人には信じるという役割が与えられていて、またある人には良い働きをするという役割が与えられているのだ」と・・・
それに対しての私の答えはこうだ。行いなしで信仰は語れない。しかし、私の信仰は行いが物語っている。 19 神はただ一人だと信じられているのか。それは結構だ。だが、悪霊でさえ同じことを信じている!だから悪霊は震え上がる思いで神を恐れているのだ。
20 愚か者が!信じて座っているだけじゃ意味がない!それを証明してほしいか? 21 信仰の父アブラハムは、その行いによって神に正しいと認められたではないか。彼は大事な自分の息子イサクを供え物として祭壇の上に置いた。 22 そう!ここでアブラハムの信仰と行いが結びついていることが分かるだろう!彼の信仰は行動で完成したのだ。 23 このことは、以下の聖書箇所の意味を表している。「アブラハムは神を信じた。そして、その信じる信仰で神はアブラハムを正しことをした人だと認めたのだ」——【創世記15:6より引用】こうしてアブラハムは「神の友」と呼ばれるようになったのだ。 24 これで分かるだろう。信じるだけではなく、信じることから生まれる「行動」あってこそ、私たちは正しいものであると認められるのだ。
25 他の例えもある・・・風俗嬢として働いていたラハブもその一例だ。彼女もまた、自分が行った行動により神に認められたのだ。彼女はイスラエルが送り出したスパイを自分の家でかくまい、別の道から安全に彼らスパイを逃がしてあげた。この行為によって、なんと売春婦である彼女が神に認められたのだ。
26 霊のない人間の体は死んだと同然だ。それと同じように、信じても行動が伴わない信仰は死んでいるのだ。
口を上手くコントロールしよう
3 兄弟、姉妹たちよ!多くの人たちには教師になるべきだと私は言わない。なぜこんなことを言うのかといえば、みなさんも知っているように、私たちのような教師は他の誰よりも厳しい基準で裁かれるからだ。
2 誰でも多くの過ちを犯す。今まで一度も間違ったことを言ったことのない人は完璧な人間だ。口を思いどおりにコントロールできる者は、体全体もまた完全に制することができる。 3 私たちは馬の口に小さなクツワをはめ、それを使って人間の思いのままに馬を動かすことが出来る。その小さなクツワを使うことで、馬全体をコントロールすることができるということだ。 4 大きな船もこれと同じだ。大きな船は強風が吹いたときに影響を受ける。しかし、小さな舵1つであの大きな船を操り、行きたい方向へと船を誘導できるのだ。 5 私たちの舌もこれと同じだ。舌も体全体の器官から見ればちっぽけな部分ではある。だが、使い方を誤ると大変な惨事になってしまう。まるで最初は小さな炎であった火が、大森林を焼き尽くすほどの大きな炎に変わるかのようだ。 6 舌は火のようで、それは私たちの体の中で不正の工場として働くのだ。体全体を汚し、人生の全ての分野に影響を及ぼす炎をつけるキッカケとなる。この様な炎は地獄からやって来た炎だということだ。
7 人間はあらゆる種類の獣、鳥、魚、地を這うものを思いのままに支配できるが、 8 誰一人として思うように自分の舌をコントロールできる者はいない。この舌は制御が効かず、悪意があり、致命傷を与えるほどの毒さえ持っているのだ。 9 私たちはこの舌で、ある時は天の父を賛美し、ほめたたえ、またある時は神に似せて創られた人間を呪うのだ。 10 分かるか!賛美と呪いがこの「同じ口」から出てくるということだ。おぉ~兄弟、姉妹たちよ。こんなことは絶対にあってはならない。 11 同じ泉から良い水と悪い水が同時に湧き出てくると思うか?もちろん、そんなことありえっこない! 12 神の家族のみんなよ!いちじくの木からオリーブの実がなったりするか?または、ぶどうの木からいちじくの実がなったりするか?ありえない!塩水がいっぱいの井戸から、真水を汲むことなんか出来っこないのだ。
本当の知恵とは
13 あなた達の中に、本当に賢くて理解している人はいるか?もしそうなら、そういう人が先頭をきって正しい生き方を示し、知恵を見せるべきだ。秩序を保ち、正しい行いをだ。しかし、それを自慢げにする人は賢い人とは呼べない・・・ 14 もし自分の心の中に苦々しい妬みの思いや、自分の事しか考えないわがままな思いがあるなら、自慢話などしてはいけない。なぜなら、その自慢は本当のことを隠している偽りとなるからだ。 15 もしあなた達がそのような妬みの人生を生きるのなら、それは神からではない間違った知恵だ。この世からくる知恵だということだ。神の霊から来ているのではなく、それは悪魔から来ていると言えるだろう。 16 ねたみや自己中がうず巻く中には、混乱とあらゆる悪がはびこっている。 17 一方、神からの知恵はこのような感じだ。それはまず純粋であり、平安が満ち、優しさと受け入れやすさがある。このような教えこそ、困難の中にある人々の助けとなり、彼らを正しく生きる道へと導くことが出来るのだ。知恵は常に裏表がなく、正直で公平なものだ。 18 平和のために平和的に働く人々は、その正しい生き方から祝福を得ることとなるだろう。
世の快楽にではなく、神に身をささげる
4 知っているか?あなた達が起こす喧嘩や口論の原因がどこから来るのかを。それは心の中にある自己中心的な欲望が、あなた達の心の内で争いを引き起こすことで生じるのだ。 2 あれが欲しい、これが欲しいと貪欲になるが、手に入らないと分かれば人を殺してまでそれを自分のものとしようとするのだ。持っている人に嫉妬を抱き、それでもあなた達は得ることができない。彼らと口論を繰り広げてイライラするが、一向に求めているものは得られない。神に向かって願い求めていないからだ。 3 または、その欲しいという目的や動機が単に間違っていることもある。自分の快楽だけのために願い求めているからだ。
4 あなた達はまるで神に忠実ではない!この世のものを愛するということは、神を嫌うということに結び付くのだ。そう!要するに悪の世界の仲間入りになるということは、神の敵になるということだ! 5 あなた達にとって聖書のことばは何の意味も持たないのか?神が私たちに送ってくれた聖霊が、妬みなんかに支配されていいのか?とんでもない! 6 しかし、もしあなた達が謙虚に神を待ち望むなら、神が今まで以上に最高な祝福をくれる。聖書にこのように書かれている。
「神はプライドの高い者と対立し、
謙虚な者には特別な恵みを注ぐ」——【箴言3:34より引用】
7 そう!だから自分自身を神にささげるんだ!悪魔に堂々と立ち向かえ!そうすれば悪魔はしっぽを巻いて逃げていく。 8 神に近づきなさい!そうすれば神の方からも近づいてくれる。過ちの習慣からは足を洗え!あなた達は神についていくと同時に、この世にもついて行こうとしている。だから考えをシンプルにするのだ! 9 過ちを悔いて泣くのだ。涙を流し泣くのだ!笑いを涙に変えて喜びを悲しみに変えろ! 10 神の目に謙虚ならば、神があなたを偉大な者へと引き上げてくれる。
裁判官は人ではなく神
11 教会の家族たちよ!互いを批判し合ってはいけない。もしあなた達が自分の教会の家族を批判して裁くのなら、あなた達のしていることは、彼らが従っている掟や批判を裁いているということになる。あなた達が掟を裁いているなら、あなた達は掟に従っている人々ではなく、ただ掟を裁く人々になってしまっているということなのだ。 12 神こそが私たちに掟を与えてくれた。だからその神が裁くのだ。神こそが唯一私たちを救い、そして滅ぼすことができる。そう!だからあなた達にはその権利はない!誰かを裁くなどといった権利はないのだ!
明日は神のもの
13 あなた達の中でこのようなことを言う人がいるだろう・・・「今日か明日、街に出て1年間ビジネスをして金を稼ごう!」よく聞いていなさい!そしてこう考えてほしい! 14 あなたに明日の何が分かる?人生とは今は見えていても、すぐに消えてしまう霧のように儚い。 15 だからこう言うべきなのだ。「神が望むのであれば、それを実行に移し、その通りに生きよう!」 16 ところが今のあなた達はプライドが高く、天狗になって自分の自慢話が止まらない。そのような行為は全て間違っている。 17 神が望む正しいことを知っていながら、そうしないのならそれこそ過ちだ。
裕福な人と自分勝手な人への警告
5 金に心を売った金持ちよ!よく聞きなさい!あなた達の行きつく先は多くの災いだ。泣いて悲しむがよい! 2 富や栄光は色あせ、着物はボロぞうきんへと変わるだろう。 3 あなた達の金や銀はサビつき、あなた達のメッキは剥がれてく。そのサビは、まるで火のように全身を食いつくすのだ。こうしてあなた達はその財産を世の終わりまで大事にため込むのだ。 4 あなた達の職場で働く労働者は、叫び声を上げあなた達に泣きつくだろう。なぜなら、あなた達は彼らにきちんと賃金を支払わないからだ。彼ら労働者は、あなた達の作り上げたものを取っていく。そしてついには、偉大な神が彼らの嘆きの声に耳を傾けるのだ。
5 あなた達はこの世で豪華な暮らしを満喫している。欲しいものをかき集め、体もぶくぶくと太っていく。その姿は食肉処理を待っている太ったブタのようだ。 6 あなた達に対して何も歯向かうことのできない無実の者たちを、あなた達は有罪に定め、見殺しにしてしまった。
雑草魂を持て!
7 教会の兄弟、姉妹たちよ!根気強く王であるイエスが戻って来るのを待っていなさい。忍耐を働かせ、その日を待つのだ。まるで良い作物が育ち、収穫できるその日を待つかのように。秋の雨と春の雨を待つ農夫のように辛抱強く待つのだ。 8 希望を捨てず、腐らずに期待をする。王であるイエスはもうすぐやって来る。 9 兄弟、姉妹たちよ!互いのことについてぶつぶつ文句を言うのは止めなさい!その非難の口を止めないのなら、あなた達が有罪の判決を受けることになる。そして、その判決はもうじきやって来る!
10 教会のみなさん!どんな苦難にも耐え抜いた預言者たち、あの王である神のために生きた預言者たちを見習いなさい。 11 困難を受け止め、それでも忍耐している者たちのことを私たちは祝福された者たちだと言う。聞いたことがあるだろう。あのヨブの根気強さを・・・彼に全ての困難が襲ってきた後、そこには神の助けがあった。このシーンで分かるのは、神の素晴らしい優しさと親切心だ。——【ヨブ記を参照】
「はい」は「はい」。「いいえ」は「いいえ」
12 教会のみんなよ!大切なのは約束をする時、何かにかけて誓ってはならない。天にかけても、地にかけても、他の何にかけても誓ってはならないということだ。「はい」なら「はい」。「いいえ」なら「いいえ」。こうすることで、あなた達は有罪判決からまぬがれる。
いつでも祈れ!
13 苦しんでるか?問題にぶつかっているか?それなら祈りなさい!喜んでるか?幸せか?そしたら歌いなさい! 14 病気を抱えているのか?そしたら教会のリーダーたちに来てもらってオイルを塗ってもらい、そして祈ってもらうのだ。王であるイエスの名によって癒されるようにと祈るのだ。——【油注ぎとは、イエスの祝福が注がれることを表した行事であり、ひたいに油を塗って祈る、あるいは病のあるところに塗って祈る】
15 そう!信じて祈るなら、誰のどんな病気をもイエスによって癒される。王であるイエスは癒してくれるのだ。犯した過ちがあるのなら信じて祈れ!そしたら神は赦してくれる。
16 だから互いに過ちを告白し、祈り合いなさい。そうすれば神があなた達を癒してくれる。神の意志に従いたいと思うなら、祈りなさい!そうすれば神があなた達に最高なことを起こしてくれる! 17 預言者エリヤは私たちとまったく代り映えのない同じ人間だった。彼は雨が降らないようにと神に祈ると3年半もの間、1粒の雨も降らなかった。 18 そして今度はこう祈った・・・雨が降るようにと・・・すると雨が降り、緑が回復して農作物も生き生きと成長したのだ。
地獄から救い出せ!
19 教会のみんなよ!もし誰かがふらふらと真理から離れてしまい、その人をもう一度正しい場所に戻そうとするならば、 20 このことを忘れずに覚えておきなさい!そのこととは・・・誰でも過ちを犯している人を神のもとに連れ戻すなら、それはつまり、彼らを過ちから救い出し、神の赦しを与えて永遠の死から救うこととなるのだ。
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