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Chronological

Read the Bible in the chronological order in which its stories and events occurred.
Duration: 365 days
Japanese Bible: Easy-to-Read Version (JERV)
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マタイ 23

宗教指導者を批判するイエス

マルコ12:38-40; ルカ11:37-52; 20:45-47

23 それからイエスは人々と弟子たちに話した。彼はこう言った。 おきての学者や、パリサイ派はモーセの言ったことを教える権限を持っている。 教えていることは素晴らしい。無論しっかり守るべきだ。だが、彼らの生き方となれば話は別だ。口先だけで行動しない彼らを手本にしてはいけない。 長々とつづられた難しいおきてを守るようにと強く押す。だが、まるで1人じゃとうてい運べるはずのない荷物を運べと言うようなものだ。そのくせに彼らは手を差し伸べることもなく、運びやすくしてもあげない」

「いつも人から見てもらうために行動をする。聖句を入れた小さな革箱かわばこはどんどんと大きくなり人目に付くように身に着ける。 彼らはパーティー会場やユダヤ集会所シナゴグでは上座かみざに座りたがる。 人が集まるところに行っても頭を下げて挨拶され、『先生』と呼ばれたがるのが大好きだ。

だが、先生などと呼ばれてはいけない。兄弟、姉妹はみんな平等に扱われなければならない!先生はただ1人だからだ! そして、この地の人間を父と呼んではいけない。なぜか?父は天にいる方ただ1人だからだ! 10 そして、『指導者』や『先生』などと称されるべきでもない。あなたの指導者はただ1人、救い主メシアだからだ! 11 誰でも、召使いのように人に仕える者こそが最も偉い。 12 天狗になって伸びきったその鼻はへし折られるが、自ら腰を曲げて一生懸命働く者の背は誰よりも高くなる。

13 不快を与えるおきての学者やパリサイ派の偽善者どもめ!神の王国キングダムへの門をせばめ、自分自身をはじき出すだけでなく、入ろうとする人間の機会までも取り上げるのか! 14 人を不快にさせるおきての専門家とパリサイ派の人々は悲惨ひさんだ。お前たちは偽善者だ。貧しい未亡人たちをだまして、彼女たちの家を奪い取る。それでいて人前では長い祈りをして、自分たちのことを良く見せようとする。お前たちには、より大きな罰が用意されている」——【いくつかのギリシャ語訳では、この14節が付け加えられているものが存在する】

15 「人を不快にさせるおきての学者やパリサイ派の偽善者ども!自分の道に染まる弟子を1人でも作るために海をまたぎ国境を越え、その1人を見つけたら、自分よりも悪く育てあげる・・・この地獄の子め!

16 人を不快にさせるおきての学者やパリサイ派の偽善者ども!盲目のお前がだれを導く?神殿の『名』を使って誓っても何の意味もないと言うが、神殿の『黄金』を指して誓う人は、その誓いを果たさなくてはならないと言う。 17 盲目の愚か者めが!神殿はそこにある黄金よりも重要なことが分からないのか?神殿がその黄金をきよくすることが分からないのか!」

18 「それだけじゃあない!祭壇アルターを指して誓っても何の意味もないが、祭壇アルターに出される捧げものを指して誓う時は、それを果たさなければならないと言う。 19 お前の目は節穴ふしあなか?祭壇アルターに置かれる捧げものが祭壇アルターよりも重要だと?祭壇アルターがその捧げものをきよくするのだ! 20 祭壇アルターにかけて誓う者は、祭壇アルターとその上にある全てのものを指して誓ったのだ。 21 そして、神殿にかけて誓う者は誰であれ、神殿とその神を指して誓った事になる。 22 誰でも天国を指して誓う者は、神の王座とそこに君臨くんりんする方を指して誓ったことになるのだ。

23 人を不快にさせるおきての学者やパリサイ派の偽善者ども!

確かにミントや、ディル、クミンなど、収穫の十分の一は神に捧げているかもしれない。だが、本当に重要なことをないがしろにしている!それは人々を平等びょうどうに扱い、情け深く、忠実であることを守り続けるおきてだ。 24 盲人なのに道を案内するお前たちは、まるでコップに落ちた小バエを注意深く取り除くのに、大きなラクダを飲み込む人のように滑稽こっけいだ!【細かな事には注意を払うが、大きな過ちには目を留めず、その過ちを犯すこと】

25 人を不快にさせるおきての学者やパリサイ派の偽善者ども!見た目は気にしてきれいにするが、内側といったら、犯してきた数々のだましや、自分の欲の汚れでいっぱいじゃないか。 26 盲目のパリサイ派め!まずコップの中の汚れをきれいにすれば、外側もきれいになるのが分からないか!

27 人を不快にさせるおきての学者やパリサイ派の偽善者ども!お前たちは、まるで白塗りされた墓石だ!外見はきれいな墓だが、中をのぞけば大量の遺骨いこつ腐敗ふはいでいっぱいだ。 28 人がお前たちを見る時のようじゃないか!神を敬う聖人に見えても、肝心の中身は偽善と悪で腐っている。

29 人を不快にさせるおきての学者やパリサイ派の偽善者ども!預言者のために墓を建て、殺された人を敬いながら、 30 『もし、私が我々の先祖の時代を生きていたなら、このような預言者暗殺計画に手を貸すことはなかった・・・』と言う。 31 だがそれは同時に自らを、この預言者殺しの子孫だと認めているのだ。 32 そして今のような殺気をかもしだして、お前たちの先祖から始まった過ちを引き継ぐ準備にとりかかっている。

33 このマムシめ!毒蛇の家系に育ち、もはや罰から逃れることはできない。全員有罪と判決され、地獄送りだ。 34 聖書を知り、知恵のある指導者や預言者をお前たちのもとへ送る。しかし、お前たちはその中の何人かを殺し、何人かを十字架に架け、そしてまた別の何人かをユダヤ集会所シナゴグで袋叩きにする。そして、町から町へと逃げる者を追いかけまわすだろう。

35 こうしてお前たちは、この地上の全ての善人に対して犯した殺人罪の責任を問われるのだ。神を愛する男であったアベルを殺し、聖所と祭壇アルターの間でバラキヤの子であるゼカリヤを殺し、アベルの時代からゼカリヤの時代まで数々の善人たちを殺してきた。ゆえに有罪となる! 36 疑っても疑わなくても、わたしが言ったことは全てお前たちが生きている間に起きるのだ」

エルサレムの人々に警告する

ルカ13:34-35

37 「あぁ、エルサレム、エルサレム!神が送った預言者たちを石打ちにして殺すとは。何度も何度もエルサレムの人たちを救おうとした。まるで雌鶏めんどりがそのひなを翼の下に抱き集めるように手を差し伸べたが、救わせてくれなかった。 38 お前たちの神殿は荒れ果てたまま見捨てられる。 39 いいか!?『ようこそ!王である神の名によって来られる方に祝福あれ!』とお前たちが言う時が来るまで、お前たちはわたしに会うことはないだろう」

ルカ 20-21

指導者たちはイエスの権威を疑う

マタイ21:23-27; マルコ11:27-33

20 ある日、イエスは神殿の敷地内で人々に教えをといていた。最高な知らせグッドニュースを伝えていたのだ。祭司長やおきての学者、長老がイエスに話をするために来ていた。 彼らは言った。「答えなさい、どんな権限を持って、あなたはこれらのことをしているのですか?」

イエスは答えた。「わたしもあなた方に質問します。教えてください。 洗礼者バプティストヨハネが人に洗礼を授けていた時、彼の権限は神から来ましたか?それとも、ただ他の人たちから来たものですか?」

祭司、おきての学者、長老たち全員はこれについて話し始めた。彼らはお互いに言った。「もし私たちが『ヨハネの洗礼は神から来たものだった』と答えると、ヤツはきっと『ではなぜ、ヨハネを信じなかったのか?』と言うだろう。 しかし、ヨハネの洗礼が人から来たものだと答えれば、群衆に石を投げられて殺されるだろう。彼らはみんなヨハネが預言者だと信じている」 だから、彼らは答えた。「私たちには、その答えが分かりません」

そこでイエスは彼らに言った。「それでは、わたしも、これらのことをするために誰が権限を与えてくれたのかはお答えしません」

ぶどう畑の話をするイエス

マタイ21:33-46; マルコ12:1-12

それからイエスは人々にこの話をした。「ある男がワインを作るためにぶどう畑をつくることにした。彼は何人かの農家たちに、働いてくれたらワインの中から取り分を分け合うという契約を結んだ。それから彼は長い間家を離れた。 10 ワイン製造に取り掛かる時期が訪れた時、彼は取り分をもらうために自分の召使いの1人をその農家たちのもとへ送った。しかし、彼らは召使いをボコボコにし、手ぶらで送り返した。 11 そこで男は、また別の召使いを送った。農家たちはこの召使いもボコボコにし、その召使いを手ぶらで送り返した。 12 そこで男は3人目の召使いを農家たちのところに送った。農家たちはこの召使いを半殺しにし、外に放り捨てた。

13 ぶどう畑のオーナーが言った。『どうすればいいんだ?わかった!私が最も愛する人、自分の息子を送ろう。息子ならきっと彼らも敬意を持って扱ってくれるはずだ』 14 だが、彼らがオーナーの息子を見た時、お互いにこんなことを言った。『あ、ヤツはオーナーの息子じゃねぇか!このぶどう園はいつか、あいつのものになる。もしあいつを殺せば、この農園は俺たちのものになるじゃねぇか』 15 そこで農園で働く者たちは、息子をぶどう園から放り出して殺した。

さてこの後、ぶどう園のオーナーはどうするだろう? 16 オーナーはやって来てその農家たちを殺し、他の者たちにぶどう園を管理させるはずだ」

この話を聞いた人々は言った。「そんなことは絶対に起きてはならない!」 17 しかしイエスは彼らの目を見て、こう言った。「それなら、この聖書の一節をどう解釈する?

『大工が受け入れるのを拒んだ石が、
いしずえとなった』

18 誰であれこの石につまずけば打ち砕かれ、この石があなたの上に落ちてしまえばあなたは潰される!」

19 おきての学者や祭司長たちがこれを聞いた時、彼らはあることに気づいた。これらは全て自分たちについて話しているということだ。こうして、彼らはすぐにでもイエスを逮捕したかったが、群衆の反応を恐れていた。

イエスをわなにはめようとする指導者たちの企み

マタイ22:15-22; マルコ12:13-17

20 そこでユダヤの指導者たちはイエスをわなにはめる方法を探った。彼らは、誠実なふりをした男たちを何人かイエスのもとに送り出した。イエスを捕まえるために使える口実を作りたかったのだ。もしイエスが間違ったことを言った場合、彼を罰する権限を持っている総督に差し出すことができるからだ。 21 そこで送られた男たちはイエスに言った。「先生、あなたの言われることや教えが真実であることを、私たちは知っています。どんな人が聞いていても関係なく、あなたは全ての人に同じことを教え、いつも神の道について真理を教えています。 22 そこで先生!教えてください。私たちがカイザル様に税金を納めるのは正しいのでしょうか?」

23 しかし、イエスはこの男たちが自分をだまそうとしていることを理解していた。イエスは彼らに言った。 24 「銀貨を見せてください。誰の名前と肖像が刻まれていますか?」

彼らは言った。「カイザル様です」

25 イエスは彼らに言った。「それではカイザルのものは、カイザルにお返しして、神のものは神にお返しするのだ」

26 男たちはイエスの鋭い答えに驚き、何も言い返す言葉がなかった。イエスが人前で言ったことばの中に口実として使えるようなものは何もなかったのだ。

イエスをわなにはめようとする、あるサドカイ派の人々

マタイ22:23-33; マルコ12:18-27

27 あるサドカイ派がイエスのもとにきた。(サドカイ派は、誰も死から復活することはないと信じている宗派)彼らはイエスに聞いた。 28 「先生、モーセは結婚した男性が子供を持たずに亡くなった場合、その男性の弟はその妻と結婚をしなければならないと書いた。そして、それから彼らは死んだ兄のために子供をつくるでしょうと・・・ 29 そこで質問です。あるところに7人の兄弟がいたとしましょう。長男はある女と結婚をしましたが、子供を持たずして亡くなりました。 30 そこで次男が長男の妻と結婚をしましたが、またもや次男も亡くなってしまいました。 31 三男も同じくその女と結婚しましたが、亡くなってしまいました。兄弟全員に同じことが起き、誰ひとり彼女との子供を残すことなく、この世を去りました。 32 そして、ついには彼女も死にました。 33 7人全員が彼女と結婚したわけですが、天国に行った後に彼女は一体誰の妻になるのですか?」

34 イエスはサドカイ派に言った。「この世界では人は結婚をする。 35 この人生の後に死から復活し、また生きるに値する者たちも中にはいるだろう。そうした新しい人生の中では彼らは結婚をしない。 36 その人生の中では、人は天使のようであり、死ぬことはないからだ。死から復活した彼らは、神の子供である。 37 モーセは人々が死から復活していることをハッキリと示した。モーセが燃えるしばについて書いた時、王である神はアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神であると言った。 38 彼は生きている人たちだけの神。だから、この方たちは本当は死んでいないのだ。神にとって全ての人は、まだ生きているのだ」

39 おきての学者の何人かは言った。「先生、素晴らしい答えです」 40 その後、彼に別の質問をするほどの勇気がある者はいなかった。

救い主メシアはダビデの息子?

マタイ22:41-46; マルコ12:35-37

41 それからイエスが言った。「なぜ人々は救い主メシアがダビデの息子だと言うのですか? 42 詩篇でダビデ自身がこう言っている。

『♪王である神は私の王に言った。
右の座でわたしのそばに座れ、
43 そうすれば、あなたの敵をあなたの支配下に置く』——【詩篇110:1より引用】

44 ここでダビデは救い主メシアを『私の王』と呼んだ。であればどうやってダビデの息子になりえる?」

おきての学者に対する警告

マタイ23:1-36; マルコ12:38-40; ルカ11:37-54

45 全ての人がイエスの話を聞いている中、イエスは弟子たちに向かって言った。 46 おきての学者たちには気をつけるんだ。彼らは、偉く見えるような服を着て歩き回るのが大好きだ。市場で人々から敬意を示されると喜び、ユダヤ集会所シナゴグやパーティー会場では上座に座りたがる。 47 しかし、彼らは夫を亡くした女性たちをだまし、彼女たちの家まで奪い取る。そして、彼らは長い祈りをすることによって、自分自身を良く見せようとするのだ。神は彼らを厳しく罰するだろう」

未亡人が見せてくれた本当の捧げる姿

マルコ12:41-44

21 イエスはふと顔を上げると、神殿の献金箱に捧げものをしている金持ちを見た。 その後、夫を亡くした貧しい女性が2枚の小さな銅貨を箱に入れるのを見た。 イエスは言った。「この貧しい女性は小さな銅貨2枚しか入れなかった。しかし、実際には彼女はどの金持ちよりも多くのものを捧げたのだ。 彼ら金持ちは、たくさんお金を持っていて、自分たちには支障がない分を捧げた。しかし、この女性は本当に貧しいのに、生きていくために必要な全てを捧げたのだ」

将来に対して警告するイエス

マタイ24:1-14; マルコ13:1-13

そこにいる何人かは神殿の建物がどれほど美しいかについて話していた。彼らはその建物が高級な石で造られ、また人々が神にささげた全ての贈り物によって造られたことに関心を寄せていた。

だがイエスが言った。「ここにある全てのものが破壊される時が来る。これらの建物の全ての石は、1つ残らず地面に叩きつけられ、1つとして積まれたまま残ることはない」

彼らはイエスに聞いた。「先生、いつそんなことが起きるんだ?その時が来るってどう分かるんだい?」

イエスは言った。「気をつけるんだ!だまされてはいけない。多くの人がやって来ては俺のふりをする。彼らは『私こそ救い主メシアだ!』とか、『正しい時が来た!』と言うだろう。だが、彼らに従うんじゃない。 戦争や暴動について聞いても恐れるな。これらのことは、まず起きなければならないのだ。しかし、終わりはすぐには来ない」

10 それからイエスは続けて言った。「国々は他の国々と戦う。王国は他の王国と戦う。 11 多くの大地震が起き、多くの場所で人々が飢え、または世界に広がる伝染病で苦しむことになる。そして人へ警告として、恐ろしいことが起き、天からは驚くようなものが現れる。

12 だが、それら全てが起こる前に人々はお前たちを逮捕し、ひどい仕打ちを与えるだろう。彼らはユダヤ集会所シナゴグでお前たちを裁き、牢屋に入れる。王や権力者たちの前へ強制的に立たされるのだ。お前たちが俺の仲間だということで、彼らはこれらのことをするのだ。 13 だが、これは俺のことを証言するチャンスが与えられているということだ。 14 自分を弁護するために何て言おうかなどと心配しなくてよい。心配などしないということを今のうちに決心するんだ。 15 誰も言い返せないようなことばを話す知恵を俺がお前に与える。 16 お前の両親、兄弟、親戚や友人でさえお前たちに背を向ける。お前たちの中で殺される人だっているだろう。 17 俺に従うお前たちをみんなが嫌うだろう。 18 だがお前たちが危害を受けることはない。一本の髪の毛さえ失いはしない。 19 お前たちがこれら全てを通っても信仰を強く持ち続けるなら、自分自身を救うことになるだろう。

エルサレムの崩壊

マタイ24:15-21; マルコ13:14-19

20 軍隊に包囲されたエルサレムを見た時、崩壊の時が来たとわかるだろう。 21 その時こそが、ユダヤにいる人々が山に逃げるべき時だ。まだエルサレムにいる人はすぐに出て行くんだ。都の近くにいる者は中へと入るな! 22 預言者たちは何度も神が自分の国民を罰する時について書き記した。俺が話しているその時とは、これら全てが必ず起きる時だ。 23 その期間、この地にとってはすごく悪い時期となる。妊娠している女性や赤ちゃんがいるお母さんにとっては大変な時だ。なぜなら、この地の人たちに対して神が怒りを下すからだ。 24 ある者は兵士によって殺される。またある者は捕虜ほりょとなり、違う国々へと連れ去られる。エルサレムの街は、それらの時が終わるまで外国人の権力の下に置かれる。

イエスが再びやって来る時

マタイ24:29-31; マルコ13:24-27

25 それから、太陽、月、星に驚くべきことが起こる。また、世界中の人々は、海の雑音とその打つ波に悩まされて混乱するだろう。 26 彼らは世界に起こっていることを見て怖がり、恐れで気が遠くなる。そして、空にある強力な力が揺れ動くのだ。 27 その後、人々は人の子が、力と素晴らしい栄光と共に雲の中から来るのを見るだろう。 28 これらが起こり始めたら、勇気と希望に満たされなさい。神がお前たちを解放する時がついに来るということを知るのだ!」

わたしのことばは永遠に生きる

マタイ24:32-35; マルコ13:28-31

29 それからイエスはこの話をされた。「全ての木を見てみろ。イチジクの木は良い例だ! 30 青々と茂り始めたら夏が近づいていることがわかる。 31 同じように、これら全てのことが起こっているのを見ると、神の王国キングダムが近くにあることに気づくだろう。

32 確かにこれら全てのことは、この時代の一部の人々がまだ生きている間に起こる。 33 全世界、地上と空は滅ぼされるが、俺のことばは永遠に残るのだ!

いつでも準備を

34 パーティーに行くことや酔っ払うこと、人生の心配に目を向けることに時間を費やさないように気を付けなさい!それはお前たちの考えを鈍らせるだけで、お前たちが予想していない時に終わりが来るかもしれないからだ。 35 それは地上の全ての人にとって驚く時に来る。 36 常に準備をしておくんだ!起こる全てのことに自分が耐えられるように祈り、人の子の前に忠実に立つんだ」

37 こうしてイエスは日中は、神殿の敷地内で人々に教え、夜は街を出て、オリーブ山と呼ばれる丘に行って過ごしていた。 38 毎朝、全ての人が早起きし、神殿に来てはイエスの話を聞くのであった。

Japanese Bible: Easy-to-Read Version (JERV)

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