Beginning
健康な教会
5 私はこの耳を疑った。まさか、あなた達が性的に道を踏み外しているとは・・・そして、それは神を知らない人でさえ容認しないような汚れた間違いだ。自分の父の妻と性的な関係を持ち続けている男がいるだと? 2 悲しみに満ちるべきことなのに、なぜ誇らしそうなんだ?その男がなんでまだあなた達の集まりで受け入れられている? 3 私の体はそこにはないが、私のこの心はそこにあり、そこにいる者としてその男に判決を下した。 4 イエスの名のもとに集まりなさい。私の心もそこにあり、そこに集まる私たちには王であるイエスの権威がある。 5 その権威でその男を悪魔に引き渡しなさい。彼の人間的弱さ、すなわち体が滅ぼされてイエスがもう一度来る時に彼の霊が救われるためだ。
6 その根拠のないプライドは良くない。
「わずかなパン種がパン生地全体をふくらませる」
ということわざを知らないのか? 7 全ての古いパン種を取り除き、新しいパン生地にならなきゃいかん!あなた達はパン種を取り除かれて焼かれた種なしパンだ!——【種なしパンは過越しの祭りでユダヤ人が食べるイースト無しで焼かれたパンのこと】そう!私たちの過越しの子羊であるキリストは生贄として捧げられた。——【過越祭では、それぞれの家庭で子羊が生贄として捧げられ、祭りの食事とされた】 8 だから、過越しのごちそうを一緒に祝おう!しかし、古いパン種である悪意と間違いを含んで焼いたパンはごめんだ!誠実に真っ直ぐ生きることで、種なしパンとしてそのごちそうになるのだ!
9 性的に道を踏み外している人たちと関わらないようにと、以前手紙で伝えた。 10 しかし、それはこの世の人たちを指していたんじゃない。もし、そうだとしたら性的な間違い、欲望、ウソ、偶像礼拝があふれるこの世からあなた達は出て行くしかないだろう。 11 私があの手紙で指摘していたのは、イエスを信じていると言いながら、間違った道を選んで行く者たちのことだ。つまり、神の家族の一員となりながら、性欲に溺れ、欲望にまみれ、偶像にひざまずき、人をけなし傷つけ、酒に溺れ、誰かからダマし取ろうとするような人たちと関わるな、と伝えたかったのだ。そんな人たちを食事の席に招くべきではない!
12-13 私がしようとしているのは、教会の外にいる人に判決をくだすことではない。それは神がすることだ。教会が判決を与えるべきなのは、その中にいる人たちだ。聖書のことばを通して命じる。「その道を踏み外した者を教会の中から取り除きなさい」——【申命記22:21, 24より引用】
自分たちで解決しよう
6 あなた達の中で、イエスを信じる仲間の誰かに対する訴えが浮上した時、何でそれを法廷に持ち込もうとする?そこでは公平な判決が確実にくだされる訳ではないと分かっているだろう!だったらどうして誰が正しいかの判断を神に選ばれた人々ではなく、彼らに任せてようとするのか? 2 あなた達は知らないのか?その神に選ばれた人々がこの世を裁くことになることのを。この世の裁判官になるべきあなた達が、そんなささいな内輪もめを解決出来ないはずがない! 3 知っているのか!?将来、私たちは天使たちにさえも裁きを下すことになることを。だから今、目の前にある日常の問題に対しても、解決する力が私たちに備わっている。 4 なのにナゼ?ナゼ解決すべき問題の判断を、教会を重んじない世の裁判官に任せてしまう? 5 恥ずかしいと思わないのか?ある2人の争いを終わらせるための知恵を持った人が、あなた達の教会の中に1人もいない訳がないだろう。 6 しかし今、信じる者が信じる者を法廷に連れ込み、その問題をイエスを知らない人に解決してもらおうとしているとは・・・。
7 法廷で相手を負かそうとしていること自体が負けだ!それだったら自分が損をしてダマされる側に立った方がまだましだろう。 8 それなのにあなた達みずからが神の家族であり、自分の兄弟、姉妹である教会のみんなに損を与え、ダマす側に立っているとは・・・。
9 周りの人に対して間違いを犯す者は、神の王国を受け継げないということぐらい知ってるだろ!?思い違いをしないでくれ!性的に道を踏み外す者、偶像にひざまずく者、結婚相手を裏切る者、性欲に溺れ、その習慣から逃げ出すことが出来ない弱い者、他の男と性交渉をする者、 10 盗む者、欲望にまみれた者、酒に溺れる者、人をけなし傷つける者、ダマし取る者、そういった者たちは神の王国を所有することはない! 11 昔はそうだったという人もいるだろう。でも、そのあなた達は王であるイエス・キリストの権威と聖霊の力によって洗われ、神の特別な器とされた。神との自由な関係を取り戻したんだ。
あなた達の体で神の素晴らしさを
12 「私は何してもいいんだ!」という考えには「全てのことがプラスになる訳ではない」と語りかけたい。この世で何でもできる自由が与えられているのが、それが本当だとしても、私はその与えらえた権利によるどんなことにも自分を支配させはしない。 13 ある人は「食べ物はお腹のためにあり、お腹は食べ物のためにある。両方とも神に滅ぼされる運命じゃん」と理屈をこねるが、あなた達の体は性的な過ちのためにつくられてはいない。その体はイエスが住むためにあり、イエスはその体を満たすためにいる。 14 神は王であるイエスを復活させたのと同じ力で、私たちの体を死から復活させる。 15 みんなの体はキリスト自身の一部なんだ!だから、私は絶対にキリストの体の一部を風俗に染めるようなことはしない! 16 「2人は1つとなる」——【創世記2:24より引用】と聖書に書かれてある通り、もし誰かが売られた体と性交渉するのなら、その2つの体は例外なく1つになってしまうことを理解するべきだ! 17 しかし、誰でもイエスと繋がるなら、その人はイエスと1つの霊となる。
18 だから、性的な落とし穴からは全力で逃げるんだ!「人の過ちは、体には影響ない」と言われるが、性的に道を踏み外す時、その人は自分の体自身に過ちを犯している。 19 あなた達の体は神が贈ってくれた聖霊の家であって、彼がその中に住んでいるんだ!あなた達は、あなた達自身のものではない。 20 あなた達は代償が払われて神のものとされたんだ。だから、その体をもって神の素晴らしさのために輝かせるんだ!
結婚について
7 次に、あなた達が手紙で書いていたことについて話そう。「男性として女性に性的虐待をすることはなく、また女性を自分の性的快楽の道具としないことが良いことだ」といっている者たちに、私も強く同意する。 2 確かに、性的な過ちの危険性を考慮して「男性は彼の妻を楽しむべきであり、女性は彼女の夫を楽しむべきである」 3 夫は妻の必要を満たすべきであり、妻もまた同様に夫の必要を満たすべきだ。 4 妻の体の所有権を持っているのは彼女自身ではなく夫であり、夫の体の所有権を持っているのは彼自身ではなく妻なんだ。 5 自分の体を捧げ合うことを拒んではいけない。しかし、お互いが納得し、短い期間祈りに身を捧げる時だけは性交渉を控えても良い。そして、またすぐに肉体関係へと戻りなさい。性欲で自制を失う時、悪魔に誘惑の隙を与えないためだ。 6 私は夫婦に性交渉をしない期間を持ちなさいと命令しているのではなく、もしそうしたいなら認めよう、と言っているのだ。 7 誰もが私のようであったらと思う。しかし、人それぞれ神から贈られた特別なギフトを持っていて、それぞれに歩むべき生き方がある。
8 その中で一度も結婚をしたことのない人、または妻や夫に先立たれて独り身となった人には「私のように独身のままでいる方が良い」と伝えたい。 9 しかし、もし体の情欲を制御出来ないなら結婚しなさい。性的な情熱で燃え上がるよりは、結婚する方がましだからだ。
10 そして、結婚している人には命令がある!これは私ではなく王であるイエスの決定だ。
「妻は夫との関係を断ち切ってはいけない」
11 (もし断ち切ったなら、彼女は一生独り身でいるか、夫とよりを戻すかの二択しかない)そして、
「夫は妻との関係を断ち切ってはいけない」
12 ここからは私の個人的なアドバイスを書く・・・イエスは今から書くケースについての教えは残していない・・・
イエスを信じる者ではない妻がいる場合:その夫と一緒にいることが彼女にとって十分満足である限り、夫は彼女と離婚するべきではない。
13 イエスを信じる者ではない夫がいる場合:その妻と一緒にいることが彼にとって十分満足である限り、妻は彼と離婚するべきではない。
14 イエスを信じる者ではない夫は、イエスを信じる妻を通して神の近くにいることができる。また、イエスを信じる者ではない妻は、イエスを信じる夫を通して神の近くにいられるのだ。イエスを信じる人の子供たちは神のそばにいる。これが真実なんだと理解できているか?本当にこう言った人々は今、神にとって特別であり、神の近くにいるのだ。
15 しかし、もしイエスを信じる者ではない自分の夫や妻が離れることを望むなら、そうさせなさい。その時、残されたイエスを信じる者はそこに縛られ続けなくて良い。神は私たちを平和へと呼んでくれたのだから。 16 奥様方たち!あなた達は旦那の救いに責任はない。ご主人たち!あなた達は奥さんの救いに責任はない。それは、あなた達に決められることではないのだから。
神に呼ばれたあなたで
17 それぞれが、王であるイエスに与えられた人生を、神が選んでくれた時の姿で歩むべきなんだ。これは全ての教会に私が伝え、また従うべき原則だ。 18 選ばれた時にすでに割礼を受けた人は、それを無理に変える必要なんてない。もし選ばれた時に割礼を受けていないのなら、無理に割礼を受ける必要なんてない。 19 割礼を受けているか、いないかが問題なのではなく、神に従っているかどうかが重要なんだ。 20 神が選んでくれた時、あなたがどんな状態だったかなど気にしなくて良い。 21 奴隷だった?そんなこと気にしなくて大丈夫だ。しかし、社会的にも自由の身になるチャンスがあるなら、ためらわずにそうしなさい。 22 イエスに選ばれた時に奴隷だった人は、今はイエスに買い取られた自由人だ。そしてイエスに選ばれた時に自由の身だった人も、今はキリストの奴隷だ。 23 彼が高い代償を払ってあなた達を買い取ったのだから、他の何の奴隷にもなってはいけない。 24 教会のみんな!神との新しい人生を始める上で、社会的なステータスを変える必要はないんだ。
未婚の人と夫を亡くした人へ
25 結婚したことがない人についての答えを書こう。これについてイエスから特定の決まりを受け取った訳ではないので、私の見解を書かせてもらう。しかし、嬉しいことに、神が私の見解を信頼出来るものとしてくれた。 26 今は大変な時代だからこそ、今のままでい続ける方が良いと私は思う。 27 もう婚約しているなら、大変な時代を理由にそれを破棄するべきではない。しかし、誰とも約束をしていないのなら、今からわざわざ結婚相手を探さなくて良い。 28 結婚すること自体が間違った道ではない。処女の女性は結婚することを恥じる必要はない。ただ、それが人生にある大変さをもたらすのは間違いないから。私はただ、その大変さに苦しめられてほしくないだけなんだ。
29 教会のみんな。つまりこう言いたいんだ。残された時間は短い。だから今からは、妻がいるのか、いないのか、 30 悲しいのか、嬉しいのか、何を買って自分の物としたか、これらのことで振り回されないようにしよう。 31 この世のものを人生の土台とするべきではない。この世は過ぎ去っていくものなのだから。
32 心配に支配されてほしくないんだ。未婚の男性は、イエスを喜ばせる仕事に全精力を注げる。 33 しかし、結婚している男性は妻の幸せに心を配り、この世の色々な心配事を抱える。 34 こうやって心が二分されるのだ。夫のいない女性はイエスに全身全霊を捧げて仕える。しかし、結婚している女性は夫の幸せのためにこの世の色々な心配事を抱え込む。 35 これを書いているのは、あなた達を縛りつけるためではない。正しい優先順位で、自分の全てをイエスに捧げる人生を勧めているんだ。
36 「彼女の結婚適齢期も過ぎて来ているし、どうするか決めなきゃな~」と自分の愛する相手に対して責任を感じる男性もいるかもしれない。——【自分の性的な欲求を制し切れない男性もいるかもしれない、という意味にもとれる】そういった者は、自分の心が願うように、そうしなさい。そうやって結婚することは、神の目に間違ったことではないのだから。 37 一方、色々な願望を制して「2人は結婚するべきではない」と違った確信をもつ男性もいるかもしれない。それならそうで結婚しなければ良い。自分の愛する相手を自分の妻にするべきではないという確信があるなら、彼にとってはそれがベストなんだ。こうして彼は自分のしたいことを自由にできるだろう。 38 つまり、愛する相手と結婚する人は正しいことをしていて、結婚しない人はさらに高いレベルの決断をしているということだ。
39 女性は自分の夫が生き続ける限り、彼のもとに居続けるべきだ。しかし、彼が亡くなったら、彼女にはイエスに選ばれた男なら誰とでも結婚する自由が与えられる。 40 私の判断では彼女はそのままでいたほうが幸せだ。そして、この判断は聖霊からのものだと感じている。
偶像に捧げられた食べ物について
8 次に、偶像へ生贄として捧げられた肉についてだが・・・あなた達が「そんなことは分かっている」と言うように、確かに私たちには知識があるかもしれない。だが、知っているだけでは、中身のないプライドが膨れ上がるだけだ。教会を強く建て上げるのは愛なんだ。 2 「自分は分かってる」という態度は、その人が理解するべきことを何も分かっていない時の症状だ。 3 しかし、神は神を本当に大切にしている人をちゃんと見分けている。
4 その上で、偶像に捧げられた肉について論じよう。まず、この世界で偶像には実体がなく、神が唯一であることに疑問はないだろう。 5 天や地に神々と呼ばれる存在がいたり、ある領域をつかさどる霊的な存在が実在するのかしないのかの議論は、本当に重要なことではない。 6 私たちにとって神が唯一であり、神が私たちの父だ。つまり、全てが神から生まれ、全てが神のために存在している。そして主人であるイエス・キリストも唯一であり、全てがイエスを通してつくられ、イエスを通して私たちはいのちを持っている。
7 しかし、全ての人がこれを理解しきっている訳ではない。偶像礼拝をするのが当たり前の中で生きてきたから、今でもまだ、その生贄の肉を食べる時、それが偶像に捧げられた汚れた物に思えて、自分もそれによって汚れてしまうと罪悪感を感じてしまう。まだその良心が成熟しきっていないからだ。 8 しかし、何を食べるかで私たちが神に近づけることではない。何かを食べないからといって、低くは見られない。何かを食べるからって、偉い訳じゃない。
9 その中で、自分の「何を食べても良い」という自由が誰かの歩みをつまずかせないように気をつけなさい。 10 偶像の神殿で何を食べようかそれは問題ではない!しかし仮に偶像の神殿であなた達が食事をしたとして、その行為自体になんの意義も持たないことを理解していない人がそれを見たとしたら、どうなると思う?するとその行為によって彼らは一緒になって食事をするだろう。しかし彼らは深く理解していないがために、その食事を取る時に偶像を礼拝しながら食べてしまうだろう。 11 あなた達のその「私は知っている」という行為が、キリストがいのちをかけて救った大切な、まだ理解しきれていない仲間たちを滅ぼしてしまうことになるのだ。 12 このように、大切な仲間のまだ成熟していない良心を混乱させることは、キリストに対する過ちだ。 13 だからもし、何かを食べることで、この道を歩む仲間を間違った道に進ませるなら、私はその何かを二度と口にはしない。肉を食べることなんかよりも彼らの方がずっと大切だからだ。
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