Print Page Options
Previous Prev Day Next DayNext

Book of Common Prayer

Daily Old and New Testament readings based on the Book of Common Prayer.
Duration: 861 days
Japanese Living Bible (JLB)
Version
詩篇 56-58

56 1-2 神よ、私をあわれんでください。
敵の軍勢が、夜も昼も押し寄せて来ます。
尊大にも私に襲いかかって、
私を制圧しようとしています。
3-4 恐れるとき、私はあなたに信頼します。
あなたの約束だけが頼りなのです。
神に信頼している私に、
ただの人間が手出しなどできるわけがありません。

彼らはいつでも私のことばをねじ曲げ、
どうしたら私を傷つけることができるかと
考えているのです。
彼らは計画を練り上げるために集まり、
道ばたに潜んでは、私をねらって待ち伏せています。
彼らは思いどおりに事を運ぶつもりでいるでしょう。
主よ。彼らの思いのままにはさせないでください。
どうか、怒りを燃やし、
彼らを地面に打ちつけてください。

あなたは、私が夜通し
寝返りを打っているのをご存じです。
あなたは、私の涙を一滴残さず、
びんにすくい集めてくださいました。
その一滴一滴は、余すところなく、
あなたの文書に記録されています。
私が助けを呼び求めると、
その日のうちに戦況は変わり、敵は逃げ惑います。
私にわかっているのは、ただこの一事、
神が味方だということだけです。
10-11 私は神への信頼を失いません。
ああ、神のすばらしいお約束!
人間ごときが何をしかけてこようと、私は恐れません。
そうです、神は約束を守ってくださるのです。
12 神よ。あなたへの約束は、きっと果たします。
助けていただいたことを心から感謝しています。
13 なぜなら、あなたは、
私が地上で御前を歩めるように、死から救い出し、
転ばないように支えてくださったからです。

57 ああ神よ、あなただけを頼りにしているこの私を、
あわれんでください。
嵐が過ぎ去るまで、御翼の陰に潜ませてください。
私は、天におられる神、
奇跡を行ってくださる神に叫びます。
すると、愛と真実の神は、
天から手を差し伸べて救ってくださいます。
私を亡き者にしようと、必死になっている
うそつきどもから、救ってくださるでしょう。
私は、獰猛なライオンに囲まれているかのようです。
彼らは、まるで槍や矢のように鋭い歯をして、
気炎を上げています。
その舌は、まさしく剣です。
主が、天より高くあがめられますように。
ご栄光を地上高く現してください。
敵が罠をしかけたので、
私は言いようのない恐怖にとらわれています。
彼らはまた、私の通る道に落とし穴を掘りました。
しかし、そこに落ちたのは彼らのほうだったのです。

ああ神よ。私の心は平安で、確信に満ちています。
あなたをたたえる歌が、自然に口をついて出ます。
私のたましいよ、目を覚ませ。
十弦の琴と竪琴よ、身を起こせ。
さあ、歌って夜明けを待とう。
私は国中を巡り、
人々の前で神に感謝をささげます。
諸国を行き巡り、あなたをたたえる歌を歌います。
10 あなたの恵みと愛は、天そのもののように広大無辺です。
あなたの真実は、空よりも高くそびえています。
11 ああ神よ。
あなたの名が天よりも高くあがめられますように。
ご栄光が全世界を照らしますように。

58 1-2 権力をふるう高慢なおまえたち政治家に、
正義ということばの意味がわかるのか。
おまえたちのうち、
公平のかけらでも持ち合わせている者がいるのか。
おまえたちの取り引きは不正だらけで、
わいろと引き替えに「正義」を売り渡している。
こんな者たちは生まれながらの罪人で、
最初に覚えたのがうそをつくことなのです。
4-5 彼らは毒蛇のように口に毒を含み、
熟練した蛇使いの声にさえ耳をふさぐ蛇のようです。

ああ神よ、彼らの牙を折り、
若いライオンの歯のようなその歯を
引き抜いてください。
乾ききった地に吸い込まれる水のように、
影も形もなくしてください。
彼らの手の武器を、へし折ってください。
塩をかけられて溶けるなめくじのように、
日の光を知らない死産の子のようにしてください。
神は、老いも若きもいっしょに掃き捨て、
あっという間に滅ぼされます。
10 神を敬う人は、ついには正義が勝つのを見て喜び、
殺された悪者どもの血のしたたる野原を歩きます。
11 こうして、地上には公平にさばく神がおられ、
善人に必ず報いてくださることが、
だれの目にも明らかになるのです。

詩篇 64-65

64 1-2 神よ、この訴えに耳を傾け、
残忍な悪者どもの企みから守ってください。
彼らの舌は、剣のように研ぎすまされていて、
私をひどく傷つけます。
情け容赦ないことばを矢のように、
この胸に射かけてくるのです。
彼らは待ち伏せては、
罪のない者を不意打ちにしますが、
何かを恐れるということもありません。
彼らは互いに励まし、悪事を行うのです。
ひそかに示し合わせては罠をしかけ、
「まさか、気づかれるはずがない」と言っています。
目を光らせて悪事を重ねる機会をねらっているのです。
いくらでも時間をかけて、際限のない悪知恵を働かせ、
策略を巡らします。

しかし、神から不意に矢が飛んで来て、
彼らを突き刺します。
彼らはよろめいてのけぞり、
敵対していた相手の手によって、
息の根を止められるのです。
それを見ていた人々はみな、あざ笑います。
同時に、すべての人は恐れに取りつかれ、
神の奇跡の偉大さを口にするのです。
こうして、神は驚くべきことをなさるお方だと
思い知ります。
10 正しい人は主を信頼して喜び、
賛美のことばを惜しみません。

65 1-2 ああ、シオンに住まわれる神。
私たちは賛美を内に秘めながら、
あなたを待っています。
そして、私たちの誓いを果たします。
神は祈りに答えてくださるお方なので、
あらゆる人が願い事を携えて集まります。
たとえ私の心が罪に占領されていようと、
あなたはすべての罪を赦してくださいます。
聖い天幕の内庭で神とともに住むようにと
選ばれた人は、 なんと幸いなことでしょう。
そこには、すべての良いものに加えて、
大いなる喜びが待ちかまえているのです。
神は、恐怖におののかせるような行為や、
恐ろしい力を用いて、
私たちを敵から救い出してくださいます。
神は、世界中の人々にとって、唯一の望みです。

神は底知れない力で山々をお造りになりました。
また、怒濤さかまく海原を静め、
世界中の騒動を鎮圧なさいます。
地の果てに住む人々は、
神のまばゆいばかりの行いに驚き恐れます。
夜明けと日没は喜びの声を張り上げます。
神は水をまいて、肥沃な土地に変えられます。
神の川からは水がなくなることがありません。
また神は、ご自分の民のために大地を整え、
大豊作をもたらされます。
10 水路は十分な雨で潤います。
夕立が大地をやわらげ、土のかたまりをほぐして、
田畑はいっせいに芽吹くのです。
11-12 こうして、大地は緑の絨毯で覆われ、
荒れ地にはみずみずしい牧草が生い茂り、
小高い山の木々は嬉々として花を咲かせます。
13 牧草地には羊が群がり、
谷間には麦の穂が波打ちます。
全世界が喜びの声を張り上げて歌っています。

ヨシュア記 24:16-33

16 すると、民は言いました。「私たちが主を捨てて、ほかの神々を拝むなどありえないことです。 17 私たちの神、主は、エジプトで奴隷だった先祖を救い出してくださったお方ではありませんか。そして、荒野を旅する間にも、私たちの目の前で数々のくすしいわざを見せてくださったお方です。また、敵地を進む私たちを、いつも守ってくださいました。 18 エモリ人をはじめ、この地の全住民を追い出してくださったのも主です。もちろん、私たちは主に従う道を選びます。私たちにとって、神様は主おひとりだけですから。」

19 「いや、あなたがたは主に仕えきることはできないだろう。主は聖なるお方であるばかりか、ねたむお方なのだ。だから、あなたがたの反逆や罪を決してお見逃しにはならない。 20 もし主を捨てて、ほかの神々を拝むようなことでもあれば、たとえこうして長い間心にかけていただいたあなたがたでも、手加減はなさらない。」

21 しかし、民は断言しました。「私たちは主に従います。」

22 「今言ったことをほんとうに守れるのか。あなたがたは主に従う道を選んだのだ。」

「はい、私たち自身が証人です。」

23 「よろしい。では、今あなたがたのうちにあるすべての偶像を除き去りなさい。そして、イスラエルの神、主に従いなさい。」

24 「はい。主おひとりを礼拝し、ひたすらお従いいたします。」

25 ヨシュアはその日、シェケムで人々と契約を結びました。こうしてイスラエル人は、主と永遠の契約を結んだのです。 26 ヨシュアは、人々の応答を神の律法の書に記し、その記念として大きな石を取り、幕屋のそばにある樫の木の下にそれを立てました。 27 それから、人々を見渡して言いました。「この石は、主がお語りになったことをすべて聞いた。もしあなたがたが自分たちのことばに背くなら、この石が証人として罪を告発することになる。」

28 このあとヨシュアは、各部族をそれぞれ割り当てた地へ送り出しました。

ヨシュアの死

29 この後まもなくしてヨシュアは、百十歳で世を去りました。 30 遺体は、エフライムの山地、ガアシュ山の北側のティムナテ・セラフにある、彼の所有地に葬られました。

31 イスラエル人はヨシュアの存命中、主に従い続けました。その態度は、イスラエルのために行われた、主の驚くべきわざを目撃した長老たちが生きている間は変わりませんでした。

ヨセフの遺骨とエルアザルの葬り

32 エジプトを出る時、忘れずに携えて来たヨセフの遺骨はシェケムに葬られました。そこは、以前ヤコブが、ハモルの子から銀貨百ケシタ(羊百頭分に値する)で買い取った土地の一角でした。この地は、ヨセフ族に割り当てられた地域内にありました。

33 さらに、アロンの子エルアザルも世を去りました。彼はエフライム山中にある、彼の子ピネハスの所有する町ギブアに葬られました。

ローマ人への手紙 16:1-16

個人的なあいさつ

16 ケンクレヤの町出身の、愛する姉妹(信仰を同じくする女性)フィベが、そのうちあなたがたを訪れるでしょう。彼女は教会の執事として熱心に働いてきた人です。 どうか、主にある姉妹として、あたたかく歓迎してあげてください。できることは何でもして、助けてあげてください。この人はこれまで、私も含めて、多くの困っている人を助けてきてくれたのです。

私の同労者としてキリスト・イエスのために働いてきたプリスカとアクラによろしく伝えてください。 この夫婦は、いのちをかけて私を守ってくれました。感謝しているのは、私だけではありません。どの外国人教会でも、この二人には感謝しています。

また、礼拝のために二人の家の教会に集まっている人々にも、よろしく伝えてください。私の親しい友であるエパネトによろしく。この人は、アジヤで真っ先にクリスチャンになった人です。 骨身を惜しまず働き、助けてくれたマリヤにもよろしく。 それから、私の親類で、私と共に投獄されたこともあるアンドロニコとユニアスがそちらにいます。彼らは使徒たちにも尊敬されており、私よりも先にクリスチャンになった人たちです。どうぞ、この二人にもよろしく伝えてください。 神の子どもの一人として私が愛しているアムプリアトによろしく。 また、私の同労者ウルバノと、愛するスタキスとによろしく。 10 それに、アペレがいます。主によって認められているりっぱな人です。よろしく伝えてください。またアリストブロの家で働いている人たちによろしく。 11 私の同郷のヘロデオンによろしく。ナルキソの家で働いている人たちによろしく。 12 主のために働いているツルパナとツルポサによろしく。また、主のために大変な苦労をした愛するペルシスによろしく。 13 主がご自分のものとしてお選びになったルポスによろしく。また愛する彼の母上にもよろしく。彼女は、私にとっても母でした。 14 どうか、アスンクリト、フレゴン、ヘルメス、パトロバ、ヘルマス、いっしょにいる他の兄弟たちによろしく伝えてください。 15 フィロロゴ、ユリヤ、ネレオとその姉妹、オルンパ、および、いっしょにいるすべてのクリスチャンに、私の愛を伝えてください。 16 互いに親しみをこめてあいさつを交わしてください。こちらのすべての教会が、皆さんによろしくと言っています。

マタイの福音書 27:24-31

24 どうにも手のつけようがありません。暴動になるおそれさえ出てきました。あきらめたピラトは、水を入れた鉢を持って来させ、群衆の面前で手を洗い、「この正しい人の血について、私には何の責任もない。責任は全部おまえたちが負いなさい」と言いました。

25 すると群衆は大声で、「かまわない。責任はおれたちや子どもたちの上にふりかかってもいい!」と叫びました。

26 ピラトはやむなくバラバを釈放し、イエスをむち打ってから、十字架につけるためにローマ兵に引き渡しました。 27 兵士たちはまず、イエスを兵営に連れて行き、全部隊を召集すると、 28 イエスの着物をはぎとって赤いガウンを着せ、 29 長いとげのいばらで作った冠を頭に載せ、右手には、王の笏に見立てた葦の棒を持たせました。それから、拝むまねをして、「これはこれは、ユダヤ人の王様。ばんざーい!」とはやし立てました。 30 また、つばをかけたり、葦の棒をひったくって頭をたたいたりしました。

31 こうしてさんざんからかったあげく、赤いガウンを脱がせ、もとの服を着せると、いよいよ十字架につけるために引いて行きました。

Japanese Living Bible (JLB)

Copyright© 1978, 2011, 2016 by Biblica, Inc.® Used by permission. All rights reserved worldwide.