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Book of Common Prayer

Daily Old and New Testament readings based on the Book of Common Prayer.
Duration: 861 days
Japanese Living Bible (JLB)
Version
詩篇 24

24 全地は主のものです。
世界中のものはすべて
神のものです。
主は海を押しやり、乾いた地をあらわにされました。
主の山に登り、
主の住まいに入ることのできる者はだれか。
主の前に立つことのできる者はだれか。
それは、心と手のきよい人、偽りのない人だけです。
そのような人は、主の祝福と恵みを頂けます。
しかも、救い主である神は、
その恵みが日々の生活に
行き渡るようにしてくださいます。
こうした日々が与えられる人、
それは、神の前に立ち、
ヤコブの神を拝むことを許された人だけです。

古くからある門よ、開け。
栄光の王をお通しせよ。
栄光の王とはだれか。
強くたくましく、
戦いで負けることのない王です。
門を開け放ち、栄光の王をお迎えせよ。
10 栄光の王とはだれか。
それは、天の軍勢の主なのです。

詩篇 29

29 御使いたちは主をほめたたえなさい。
主の栄光と力をほめたたえなさい。
まぶしいばかりの御名の栄光を覚えて、
主をほめたたえなさい。
きよい衣を着て主の前に出なさい。

主の御声は雲間から響きます。
栄光の神は大空に雷鳴をとどろかせます。
主の声は力強く、威厳に満ちています。
5-6 主の声は杉の木をなぎ倒し、
レバノンの巨木を引き裂きます。
また、レバノン山とシルヨン山を揺り動かし、
子牛のように跳びはねさせます。
主の声は、いなずまを光らせ、とどろき渡ります。
砂漠にこだまし、カデシュの荒野を揺るがします。
そして巨大な樫の木を倒します。
また、大風を巻き起こして森を激しくゆさぶり、
丸裸にします。
しかし神の宮では、
「栄光あれ。神に栄光あれ」と、
すべてのものがほめたたえる声がするのです。

10 大洪水をもたらして、
全宇宙の支配者であることを示された主は、
引き続きその力を顕示しておられます。
11 主はご自分の民に力を与え、
平安をもたらし、祝福を与えてくださいます。

詩篇 8

ああ私たちの主よ。
御名の威厳と栄光は全地に満ち、
天にみなぎっています。
あなたは幼子たちに、
あなたを真心からほめたたえよと教えられました。
その子どもたちの姿に、
敵が恥じ入って、口をつぐみますように。
夜空を仰いで、
あなたが造られた月や星を眺めると、
なぜ、取るに足りないちっぽけな人間を
心に留め、目をかけてくださるのか不思議です。

ところがあなたは、
御使いにほんの少し及ばないだけの者として
人を造り、栄光と誉れの冠を与えられました。
あなたは、お造りになった万物を、
人の手にゆだねられ、
いっさいのものは人の支配下にあります。
牛も羊も、また野獣も、
鳥、魚、すべての海の生物も。
私たちの主よ。
御名の威厳と栄光は全地に満ちています。

詩篇 84

84 天の軍勢の主よ。
あなたの神殿は、なんと美しいことでしょう。
この神殿の内庭に入り、
生ける神のおそば近くに出ることを、
私は夢にまで見ているのです。
雀やつばめでさえ、
祭壇のまわりに巣を作らせてもらい、
ひなを育てています。
天の軍勢の主、私の王、私の神よ。
神殿に住み、いつもあなたを賛美できる人は、
なんと幸せなことでしょう。

主の力を頂き、あなたに従って歩むことを
ほかの何より願う人は幸いです。
そのような人にとっては、
涙の谷も、祝福のわき出る泉となるでしょう。
彼らはいよいよ溌剌として
シオンに向かい、一人一人呼ばれて、
神にお会いすることを許されるのです。
ああ天の軍勢の神である主よ、
私の祈りを聞いてください。
私たちを守る盾であられる神よ、
あなたが油を注いでお立てになった
王をあわれんでください。

10 あなたの神殿で過ごす一日は、
ほかで過ごす千日よりもすばらしいのです。
悪の宮殿に住むよりは、
神の家の門番になりたいと思います。
11 神である主は、私たちの光であり、
守り手であるからです。
主は恵みと栄光を下さる方であり、
ご自分の道を歩む者に、
良いものを下さらないことがありません。
12 天の軍勢の神に信頼する人は幸いです。

申命記 29:16-29

16 エジプトでどんなみじめな生活をしたか、そこを出てからは、敵の領地を通りながら、いかに安全に過ごしてきたか、今さら言うまでもないでしょう。 17 木、石、銀、金でできた異教の偶像も、いやと言うほど見ました。 18 あなたがたの中に、個人だろうが家族だろうが部族だろうが、主に背を向け、外国の神々を拝みたいと言いだす者が出たら気をつけなさい。それは、渋くて毒のある実しか結ばない根を植えるのと同じです。

19 こののろいのことばを聞きながら、『何と言われたって、やりたいようにやるだけだ。大丈夫、絶対にうまくいく』などとうそぶいているなら、 20 主は決してお赦しになりません。そのような者は激しいねたみと怒りを買うだけです。この書に書かれたすべてののろいが降りかかり、地上から永遠に消し去られてしまうでしょう。 21 主はその者をイスラエルの全部族から除外し、契約の違反者に下ることになっている、すべてののろいを下されるのです。 22 その結果、子孫たちや遠くから来た外国人が、ひどい災害や疫病のつめ跡をまざまざと見ることになるでしょう。 23 全土が塩分を含んだアルカリ性の荒れ地となり、種もまけず収穫もなく、一本の草木も生えません。まるで、主の怒りによって滅ぼされたソドム、ゴモラ、アデマ、ツェボイムのようになってしまいます。

24 『こんなひどいことをするとは、いったいどういうわけか。それも特別に目をかけていた国に、なぜ主はこれほどまでに怒りを燃やすのか』と、国々の民は不思議がるでしょう。 25 答えはこうです。『彼らの先祖の神が昔、彼らをエジプトから助け出し、特別な契約を結ばれたのに、彼らのほうからその契約を破った。 26 はっきり禁止されていたのに、ほかの神々を拝んだからである。 27 それで主は激しく怒り、前もって警告してあったすべてののろいを下された。 28 彼らを一人残らずこの国から追い出し、情け容赦なく外国へ追いやったのである。彼らは今もまだ故国に帰れず、そこに住んでいる。』

29 主はすべてのことをお示しになったわけではありません。確かに、主だけがご存じの秘密もあります。しかし、はっきり示されたことには、私たちも子孫も永遠に従わなければならないのです。

ヨハネの黙示録 12:1-12

竜から守られる女とその子ども

12 また、やがて何かが起こることを暗示する、大きなしるしが天に描き出されました。一人の女が太陽をまとい、月を踏みつけ、十二の星の冠をかぶっている姿が見えました。 この女は妊娠しており、陣痛の苦しみにうめいていました。 そこに突然、巨大な赤い竜が現れました。七つの頭と十本の角を持ち、七つの冠をかぶっていました。 そして、しっぽで天の星の三分の一を払い落とし、地上にばらまきました。また、子どもを産もうとしている女の前に立ちはだかり、生まれおちた子をすぐに食べようと、待ちかまえていました。 女は男の子を産みました。将来、その子は強大な権力を握り、すべての国の王になると約束されていたのです。その子は神のそばの王座へ引き上げられ、 女は荒野に逃げのびました。そこには神の用意された場所があり、彼女は千二百六十日の間、かくまわれました。

やがて、天で戦争が始まりました。ミカエル(天使の長)と部下の天使たちは、竜とその手下の堕落した天使たちと戦いました。 竜は敗れ、天から追放されることになりました。 こうして、この巨大な竜、悪魔またサタンと呼ばれ、全世界をだまし続けてきた古い大蛇は、手下もろとも、地上に投げ落とされてしまったのです。 10 そのとき私は、天のすみずみにとどろき渡る大声を聞きました。「ついに時が来た。神の救いと力と支配と、キリストの権威とが、完全に現される時が来た。私たちの兄弟たち(信仰を同じくする人々)を絶えず神の前で非難してきた者が、地上に投げ落とされたから。 11 兄弟たちは、小羊の血と自らの証言によって打ち勝った。いのちを惜しまず、小羊のために投げ出したのである。 12 天よ、喜べ。天に住む者よ、喜べ。しかし、地上の人々には災いがのぞむ。悪魔が自分の時の残り少ないことを知って、怒りに燃え、あなたがたのところに下って行ったからだ。」

マタイの福音書 15:29-39

29 さて、再びガリラヤ湖に移ります。イエスは丘に登り、腰をおろしておられました。 30 そこへ、大ぜいの人が、足の不自由な者、盲人、体の不自由な者、口のきけない者をはじめ、たくさんの病人を連れて来たので、イエスはその人たちをいやされました。 31 なんという驚くべき光景でしょう。口のきけなかった者が興奮して話しだし、歩けなかった者が歩きだし、盲人が見えるようになったのです。人々は驚き、心からイスラエルの神をほめたたえました。

32 イエスは、弟子たちを呼び寄せて言われました。「この人たちがかわいそうです。もう三日もわたしといっしょにいて、食べ物はとっくになくなっています。このまま帰らせたら、きっと途中で倒れてしまうでしょう。」

33 「でも、こんな寂しい所で、これほどたくさんの人です……。それだけの食べ物を、いったいどこで手に入れるのですか。」

34 「今、手もとにどれぐらい食べ物がありますか」「パンが七つと、小さい魚がほんの少しだけです。」

35 それを聞くと、イエスはみんなを地べたに座らせました。 36 そして、七つのパンと魚を取り、神に感謝をささげてからそれを裂き、弟子たちに渡して、一人一人に配らせました。 37-38 女性や子どもを除いても、四千人もの群衆でしたが、だれもが満腹するほど食べました。あとでパンくずを拾い集めると、なんと七つのかごがいっぱいになりました。

39 そこで、イエスは人々を家に帰し、舟に乗ってマガダン地方へ向かわれました。

Japanese Living Bible (JLB)

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