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Book of Common Prayer

Daily Old and New Testament readings based on the Book of Common Prayer.
Duration: 861 days
Japanese Living Bible (JLB)
Version
詩篇 116

116 私は主を愛しています。
主が私の祈りを聞いてくださるからです。
身を乗り出して聞いてくださる主に、
私は生きている限り祈り続けます。
私は死に直面し、恐怖にかられ、
悲しみのどん底に突き落とされました。
私が「主よ、どうかお救いください」と叫ぶと、
主は実にあわれみ深く、
恵みを注いでくださいました。
主は子どものように素直な者を、
お見捨てにはなりません。
私も、死の一歩手前で救われました。
今、私は安らいでいます。
主がすばらしい奇跡を行ってくださったからです。
死の手から私を救い出して、
つまずくことも、泣くこともないように
してくださいました。
私は生きることができるのです。
主の前で、この地上で生きていくのです。

10-11 私は失意に沈んでいたころ、
「人々は私に良くなると言ってくれるが、
それはうそだ」と思い悩んでいました。
12 しかし今では、これほどよくしてくださった主に、
どのようにお返しをすればよいのか迷っています。
13 感謝のしるしに、ぶどう酒を供え、
主の御名をほめたたえましょう。
14 また、かねてからの約束どおり、
人々の目の前でいけにえをささげます。
15 主に愛されている人は、主にとって大切な存在です。
主はそのように人々を
簡単に死なせたりなさいません。
16 ああ主よ。
自由の身としていただいた私は、
いつまでもあなたにお仕えします。
17 あなたを拝み、感謝のしるしのいけにえをささげます。
18-19 ここエルサレムの神殿の庭で、
すべての人々の前で、
誓いどおりのことをみないたします。
主をほめたたえましょう。

ゼパニヤ書 3:14-20

14 シオンの娘よ、歌え。イスラエルよ、叫べ。
エルサレムの娘よ、心から喜び楽しめ。
15 神はさばきの手を引っ込め、
あなたの敵の軍を追い散らすからだ。
イスラエルの王である主ご自身が、
あなたのうちに住む。
ついにあなたの苦しみは終わる。
もう恐れる必要はない。
16 その日、エルサレムに告げ知らされる。
「元気を出せ。恐れるな。
17-18 あなたの神、主が、
あなたのうちに住むために到着したからだ。
この方は力ある救い主で、勝利をお与えになる。
あなたのことをことのほか喜ぶ。
あなたを愛し、責めることはなさらない。」
聞こえてくるのは、
喜びにあふれた聖歌隊の歌声だろうか。
いや、神が、あなたがたのことを喜び、
歌っているのだ。
「わたしは傷ついた者を集め、あなたの恥を取り去ろう。
19 また、あなたを虐げた者をきびしく扱おう。
頼る相手のいない弱い者を救い、
追い払われた者を集めよう。
捕囚としてあざけられ、
辱めを受けたわたしの民に誉れを与えよう。
20 その時、わたしはあなたがたを呼び集め、連れ戻そう。
そして、全地のあらゆる国民の間で抜きん出た、
りっぱな名を授けよう。
あなたがたの目の前で、あなたがたを元どおり繁栄させる時、
彼らはあなたがたを称賛する。」
このように主が言う。

マルコの福音書 15:47-16:7

47 マグダラのマリヤとヨセの母マリヤとは、イエスが葬られるのをじっと見守っていました。

復活したイエス

16 翌日の夕方、安息日が終わると、マグダラのマリヤとヤコブの母マリヤ、それにサロメの三人は、さっそくイエスの遺体に塗る香料を買い求めました。

その翌朝早く、日が昇るとすぐ、女たちは香料を持って墓へ急ぎました。 女たちには気にかかることが一つあり、道々、そのことばかり話し合っていました。どうしたら、あの大きな石を入口から取りのけることができるかということでした。 それがどうでしょう。墓に着いてみると、あの重い石は動かしてあり、入口が開いているではありませんか。 中に入ると、右のほうに白い服を着た青年(天使)が座っています。女たちはびっくりして、息も止まるほどでした。 その青年がおもむろに口を開きました。「そんなに驚くことはありません。十字架につけられたナザレのイエスを捜しているのでしょう。あの方はもうここにはおられません。復活されたのです。ごらんなさい。ここが、あの方の納められていた場所です。 さあ、行って、ペテロやほかの弟子たちに、『イエスはあなたがたより先にガリラヤへ行かれます。前もって言われたとおり、そこでお会いできるのです』と知らせてあげなさい。」

詩篇 30

30 私は主をほめたたえます。
神は私を敵の手から助け出し、
敵が勝ち誇るのをお許しにならなかったからです。
ああ主よ。主は私の願いを聞き入れて、
元の健康な体に戻してくださいました。
墓の入口から、連れ戻してくださいました。
おかげで、こうして生きることができます。

主を信じる人よ。主を賛美し、
主のきよい御名に感謝しなさい。
主の怒りはつかの間ですが、
その恵みは生きる限り続きます。
たとえ、夜通し泣き明かすことがあっても、
朝には喜びが訪れます。
6-7 順境の日に、私は言いました。
「いつまでも今のままだ。
だれも私のじゃまはできない。
主が恵んでくださって、
私をびくともしない山のようにしてくださった。」
ところが、神は顔をそむけて、
祝福の川をからしたのです。
たちまち私は意気消沈し、恐怖におびえました。
ああ主よ。私は大声でお願いしました。
「主よ、私を殺したって、一文の得にもなりません。
生きていてこそ、友人の前で
あなたをたたえることができるのです。
墓に埋められたら、どうしてあなたの真実を
世間に知らせることができましょう。
10 ああ主よ、どうか私をあわれみ、助けてください。」
11 すると、神は嘆きを喜びに変え、喪服を脱がせて、
きらびやかな晴れ着を着せてくださいました。
12 墓に埋められることなく、
神に喜ばしい賛美の歌声を上げるためです。
ああ神、主よ。
私はいつまでもこの感謝の気持ちを忘れません。

詩篇 149

149 ハレルヤ。
主をほめたたえ、新しい歌を歌いましょう。
神の民よ。賛美の歌声を上げなさい。
イスラエルよ、あなたを造られた主を喜びなさい。
エルサレムの人々よ、王であるお方の前で喜びなさい。
タンバリンと竪琴の伴奏で、
踊りながら神の御名をほめたたえなさい。

4-5 主はご自分の民を喜んで受け入れ、
謙虚な者を救ってくださるのです。
この光栄を思い浮かべて、
神の民が感謝しますように。
寝床でも、喜びのあまり歌いだしますように。
6-7 神の民よ、主をあがめなさい。
神に代わって両刃の剣を取り、国々を罰しなさい。
王や指導者を鉄の鎖で縛り上げ、
宣告されたとおりに処罰しなさい。
神の民の栄光は神ご自身です。
ハレルヤ。主をほめたたえましょう。

コリント人への手紙Ⅱ 1:3-7

慰め励ましてくださる神

3-4 私たちの神様は、なんとすばらしいお方でしょう。神様は主イエス・キリストの父であり、あらゆる慈愛の源です。そして、私たちが苦しみや困難にあえいでいる時、慰めと励ましを与えてくださるお方です。それは、苦しみの中にあって慰めと励ましを必要としている人々に、私たちも、神から受ける助けと慰めを与えることができるためです。 私たちがキリストのために苦しめば苦しむほど、より豊かにキリストから慰めと励ましが与えられることは確かです。 6-7 私たちが大きな苦しみに会うのも、あなたがたが神の慰めと救いを受けるためです。現に神様は、苦しんでいる私たちを慰めてくださいました。それは、あなたがたのためでもあるのです。つまり、あなたがたが私たちと同じような苦しい境遇に立たされた時、神の慰めがどれほどやさしさに満ちたものであるかを知ることができるのです。神様は必ず、苦しみに耐え抜く力を与えてくださいます。

Japanese Living Bible (JLB)

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