Book of Common Prayer
1 📜教会の長老からの手紙
神に選ばれし女性たち、またその子供たちへ ——【神に選ばれ、任命された教会の女性指導者、もしくは教会自体を指す。そして、その子供は教会に属する人々を指している】
私はみなさんのことを本当に愛している。私だけではない。最高な知らせという名の真理を信じる仲間たちも、みんなさんのことを愛している。 2 私たちの内にある真理、すなわちイエスが私たちの中に住んでいることで、私たちはみなさんのことを愛することができるのだ。この真理はいつまでも、永遠に私たちと共にある。
3 私は、みなさんに挨拶を送る。私たちが真理の中に生き、また愛の中に生きるなら、父である神と、そのひとり子であるイエス・キリストが恵みと、優しさと、そして平安を与えてくれることを知っている。
4 みなさんの中にお父さんの指示どおり、真理に従って歩んでいる子供たちがいることを知り、本当に嬉しく思っている。 5 さて、婦人よ。あなたにこれを伝えておきます。互いに愛し合ってください。この教えは新たに作られた教えではなく、そもそもずっと昔から、初めのころから存在した教えですから。 6 愛するとは、イエスの命令に喜んで歩む生き方だということです。この命令とは初めから聞かされたことであり、愛に生きるということなのです。
7 イエス・キリストが、人間となってこの世に来たことを否定する詐欺教師が世のあちこちで出現しています。彼らのようにこの真実をウソだという者は誰であれキリストの敵なのです。 8 注意していなさい!私たちが今までそのためにず~っと働いてきた報いを手放さないように!そして、その報いを全て受け取りなさい。
9 あなた達が今までに聞いたキリストについてのみを述べている教えを信じ、ついて行くのです。誰であれ勝手にそこに自分の教えを付け加えるのであれば、その人は神を持っていない。しかし、キリストについての教えに聞き従う者は、父とその息子を持っているのです。 10 あなたのもとに来る者の中でも、この教えを運んでこない者は、受け入れてはいけない。家に招くことなどせず、歓迎してもいけないのです! 11 もし迎え入れるようなことがあれば、それは彼らの悪の働きをあなたが手助けしていることにもなります。
12 あなた達に伝えたいことは山ほどある。しかし、本当はインクと紙を使って手紙を書くことよりも、実際にあなた達のところに行って目を見て話をしたいのです。そんな日が来れば最高だ。 13 神によって選ばれたあなた達の姉妹の子供たちが、あなた達に愛を持ってよろしくと言っています。
カナ町での結婚式
2 それから3日目にイエスの母は、ガリラヤ地方のカナ町で開かれた結婚式に参加していた。 2 イエスとその弟子も共に招かれた。 3 しかし、その結婚式には十分な量のワインがなかったので、イエスの母はイエスにこう言った。「ワインがもう切れちゃったらしいの・・・」
4 イエスは答えた。「お母さん、なんで俺に言うの?その時はまだ俺には来ていないんだ」
5 母は召使いたちにこう言った。「彼の言う通りにして」
6 そこには、ユダヤ人が清めの儀式に使う大きな水瓶が6つほど置いてあった。水瓶はそれぞれ、およそ80L~120Lほどの水を入れることができる大きさだった。
7 イエスは召使いたちに言った。「水瓶を水でいっぱいにするんだ」イエスの申し付け通り、召使いたちは水瓶を水でいっぱいにした。
8 それからイエスは彼らに言った。「では、それを汲んで幹事のもとへ持って行くんだ」
彼らはイエスの申し付け通りにした。 9 幹事がそれを味見すると水がワインに変わっていた!もちろん、幹事はそのワインがどこから来たのかを知らなかったが、水を持ってきた召使いたちは誰がそれを用意したのかを知っていた。幹事はすぐさま花婿を呼んで、 10 彼にこう言った。「誰もが最初は良いワインを出しておいて、客が酔って味が分からなくなった頃に安いワインを出すもんだが、まさか最上級のワインを最後までとっておいたとは!」
11 これは、イエスが最初に行った奇跡だった。この奇跡はガリラヤ地方のカナの町で行われた。これによって、イエスの素晴らしい偉大さが公となった。また、これを目の当たりにした弟子たちはイエスを信じた。
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