しかし、そういう偽善は、いつまでも隠しおおせるものではありません。やがてパン種(パンの製造に使用する酵母)のようにふくれ始め、だれの目にもはっきりします。 暗闇にまぎれて言ったことがみな、明るみで聞かれ、奥の部屋でささやいたことが屋上から大声で宣伝されるのです。

親しい友よ。体を殺しても、たましいには指一本ふれることができない者たちを恐れてはいけません。 ほんとうに恐れなければならない方を教えましょう。殺した後に、地獄に投げ込む力を持っておられる神を恐れなさい。神こそ、ほんとうに恐れなければならない方です。 雀五羽はいったい、いくらで売られていますか。たったの二アサリオン(一日分の賃金一デナリの八分の一)ではありませんか。こんな雀の一羽でさえ、神はお見捨てにならないのです。 それどころか、あなたがたの髪の毛の数さえご存じです。だから、恐れることはありません。あなたがたは、たくさんの雀よりはるかに価値があるのですから。

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だが、その下心を隠し通すことはできない。やがてそれは、パン生地きじの中のイースト菌のようにふくれ始め、隠しきれなくなる。隠されたものは全ておおやけになり、秘密は全て明かされる! 陰で言ったことはおおやけにされ、閉ざされた部屋で言ったことも明らかにされるのだ!」

人を恐れず、神を恐れる

マタイ10:28-31

それからイエスは人々に言った。「友のみんな、人間を恐れるんじゃない!彼らはあなた達の体を殺せても、その後あなた達を傷つけることはできない。 俺が何に恐れるべきなのかを教えよう。それはあなた達を殺すことができ、地獄へ落とすことができる方・・・それは神である。神こそがあなた達が恐れるべき存在だ。

だが安心しろ。5羽合わせても小銭の価値にしかならないすずめすら、神は一羽も見捨てない。 神はあなた達の髪の毛の数さえ知っているのだ。だから恐れるな、どんなにすずめをかき集めても、比べものにならないほどの価値があなた達にはある!」

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There is nothing covered up that will not be revealed, and nothing hidden that will not be made known. Therefore, whatever you have said in the dark will be heard in the light, and what you have spoken in private rooms will be proclaimed from the housetops.

“I say to you, My friends, you should not be afraid of those who kill the body, since after this they have nothing more they can do. But I will show you whom you should fear. Fear the One who, after the killing, has authority to cast into Gehenna. Yes, I tell you, fear this One!

“Aren’t five sparrows being sold for two pennies?[a] Yet not one of them is forgotten before God. Indeed, even the hairs of your head are all numbered. So do not fear; you are more valuable than many sparrows.

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Footnotes

  1. Luke 12:6 Lit. assarion, a small, nearly worthless Roman copper coin.