Añadir traducción en paralelo Imprimir Opciones de la página

ペトエルの息子ヨエルに、主から次のようなことばがありました。

いなごの来襲

イスラエルの長老たちよ、聞きなさい。
すべての者よ、聞きなさい。
一生のうちに、いや、イスラエルの全歴史で、
これから話すようなことを、
聞いたことがあるだろうか。
やがて時がきたら、
このことを子どもたちに話してやりなさい。
この恐ろしい話を代々語り伝えるのだ。
歯のするどいいなごが作物を食いちぎると、
いなごの大群が残りを食いあさる。
そのあとをばったが襲い、
その残したものを、食い荒らすいなごがあさる。
酔いどれどもよ、起きて泣け。
ぶどうがすべて荒らされ、
ぶどう酒がなくなったからだ。
いなごの大群が地を覆う。
数えきれないほどの大群で、
ライオンのような鋭い歯を持った恐ろしい軍団だ。
わたしのぶどうの木を荒らし、
いちじくの樹皮をはぎ取り、幹も枝も白く、
丸裸にしてしまう。

婚約者の死を悲しむおとめのように、泣き悲しめ。

主の神殿にささげる穀物とぶどう酒はなくなり、

祭司たちは喪に服す。
神に仕えるこの者たちの叫ぶ声を聞け。
10 畑には作物がなく、
どこもかしこも嘆きと悲しみでいっぱいだ。
穀物も、ぶどうも、オリーブ油もなくなった。
11 あなたがた農夫は衝撃を受けて打ちのめされる。
あなたがたぶどう栽培者は嘆く。
小麦も大麦もなくなったので、
嘆き悲しめ。
12 ぶどうの木は枯れ、いちじくの木はしおれ、
ざくろは枯れ、りんごの木はしなびた実をつける。
すべての喜びが消えうせてしまった。

悲しみなさい

13 祭司たちよ、荒布をまとえ。
神に仕える者たちよ、
祭壇の前で夜どおし泣き明かせ。
あなたがたに必要な穀物やぶどう酒のささげ物が、
もうないからだ。
14 断食を布告し、
聖なる集会に集まるよう呼びかけなさい。
主の神殿に、長老たちと全国民を集め、
神の前で泣き悲しめ。
15 ああ、恐ろしい刑罰の日がこようとしている。
全能のお方からの破壊がすぐそこまできている。
16 食べ物が私たちの目の前から消え、
神の神殿では、
喜びも楽しみも終わってしまう。
17 種は土の中で腐り、納屋や穀物倉もからっぽだ。
穀物は畑で枯れてしまった。
18 家畜は腹をすかしてうめき、
牧草がないので途方に暮れている。
羊は悲しい鳴き声を上げる。
19 主よ、助けてください。
暑さで牧草は枯れ、
木々はすべて焼き尽くされました。
20 野の獣も、水がないので
あなたに助けを求めています。
小川は干上がり、牧場は乾ききっています。

いなごの軍隊

さあ、エルサレムに警報を鳴らせ。
わたしの聖なる山に警告の角笛を響かせよ。
すべての者よ、恐れおののけ。
主のさばきの日が近づいているからだ。
それは陰うつな暗闇の日、暗雲の重く垂れ込めた日。
なんという大軍か。
山々を夜のように覆い尽くしている。
なんと大きく、何と強力な「民」であることか。
このような民は、
世界が始まって以来見たこともないし、
これから見ることもないだろう。
その行く先々に火の手が上がり、回りにも広がる。
前には、エデンの園のように美しい地が
広がっているが、彼らはそれを根こそぎ破壊する。

まるで小馬のように、すばやく駆け回る。

山々の頂を跳びはねる様子を見よ。

そのざわめきに耳を傾けよ。
まるで戦車の押し寄せる響きか、
野原をなめ尽くす炎の音のよう、
また、戦場に突入する強大な軍隊のようである。

迎える民は、恐怖のあまり青ざめる。

その「兵士」は歩兵のように突撃し、

えり抜きの精兵のように城壁をよじ登る。
列を乱すことなく、まっすぐに進む。
互いに群がることもなく、整然と行進する。
どんな武器も、彼らを止めることができない。
たちまち町に殺到し、城壁をよじ登る。
窓から押し入る強盗のように、家々の壁をもよじ登る。
10 彼らの前で、地は揺れ動き、天も震え上がる。
太陽と月は光を失い、星も姿を消す。
11 主はひと声で、彼らを指揮する。
これは主の大軍で、主の命令に従う。
主のさばきの日は実に恐ろしい。
だれが、それに耐えることができるだろうか。

心を引き裂きなさい

12 だから、主はこう言うのです。
「まだ間に合ううちに、今、わたしのところに戻れ。
心をすべてわたしに向けよ。
断食し、嘆き悲しみながら来なさい。
13 悪かったと心底から認め、衣を引き裂くのではなく、
心を引き裂け。」
あなたがたの神、主のもとに戻りなさい。
主は恵み深く、あわれみに富んでいるからだ。
親切で、すぐに怒ることはなく、
あなたがたを何とか罰しないでおこうとしている。
14 だれが知るだろう。
もしかすると、主はあなたがたをそのままにして、
恐ろしいのろいをやめて祝福を下さるかもしれない。
以前と変わらず、
主に穀物とぶどう酒をささげることができるように、
たくさん与えてくださるかもしれない。
15 シオンで角笛を吹き鳴らせ。
断食を呼びかけ、民を聖なる集会のために集めなさい。
16 老人も子どもも赤ん坊も、
みな連れて来なさい。
花婿を寝室から、花嫁をその部屋から呼び出しなさい。
17 神に仕える祭司たちは、民と祭壇の間に立って、
泣きながら祈るがいい。
「神様、あなたの民をお救いください。
あなたに属する者たちなのですから、
異教徒の支配下に置かないでください。
『彼らの神はどこにいるのか。
きっと弱くて、何もできないのだろう』と、
異教徒にあざけられないようにしてください。」

主からの答え

18 すると主は民をかわいそうに思い、
ご自分の地の名誉が傷つけられることに憤慨します。
19 主はこのように答えます。
「さあ、おまえたちが不自由しないように、
たくさんの穀物とぶどう酒と油を送ろう。
もう決しておまえたちを、
諸国の物笑いの種にはさせない。
20 北からのこの軍隊を立ち退かせ、遠くへ追いやる。
からからに乾いた荒れ地に退かせ、彼らはそこで死ぬ。
半分は死海に追いやられ、
残りは地中海に押しやられる。
それからその死体の悪臭がこの地に満ちる。
主はあなたがたのために、
すばらしい奇跡を行われたのだ。」
21 私の民よ、恐れるな。
さあ、楽しみ喜べ。
主が驚くべきことをしてくださったのだから。
22 羊や牛の群れに、飢えを忘れさせよ。
牧場は再び緑に覆われる。
木々は実をつけ、
いちじくやぶどうも再び豊かな実りをもたらす。
23 喜べ、エルサレムの民よ。
あなたがたの神、主を喜べ。
神が送る雨は、赦しの確かなしるしだ。
春に雨が降るように、秋にもまた雨が降る。
24 脱穀場の床には再び小麦がうず高く積まれ、
圧搾機からはオリーブ油とぶどう酒があふれ出る。
25 「わたしは、いなご――あなたがたを滅ぼすために
送り込んだ軍勢――が食い尽くした作物を返そう。
26 再び、欲しいだけ食物を手に入れることができる。
このような奇跡を行った主を、ほめたたえよ。
わたしの民は、再びこのような災いに会わない。
27 そしてあなたがたは、わたしの民イスラエルの中に
わたしが確かにいることを、また、わたしだけが
あなたがたの神、主であることを知る。
わたしの民は、
再びこのような打撃をこうむることはない。

主の日

28 わたしは再び雨を注いだあと、
わたしはあなたがたすべてにわたしの霊を注ぐ。
その時、あなたがたの息子、娘は預言し、
老人は夢を見、若者は幻を見る。
29 奴隷にさえも、男にも女にも同じように、
わたしの霊を注ぐ。
30 地上にも大空にも、
不思議なしるし、血と火と煙の柱を置く。
31 主の大いなる恐るべき日がくる前に、
太陽は暗くなり、月は血に変わる。
32 主の名を呼び求める者はみな、救われる。
主が約束したように、
エルサレムにも幾人か難を逃れる者がいる。
主が幾人かを選んで、生き残るようにしたからだ。」

諸国へのさばき

主はこう告げます。

「ユダとエルサレムの繁栄を回復させるその時、
わたしは世界の軍隊を
『主がさばきを行う谷』に集めて罰する。
彼らはわたしの民を傷つけ、
わたしの相続財産を諸国の中に散らし、
わたしの地を分割したからだ。
彼らはわたしの民を分け合って、奴隷にした。
少年を娼婦と交換し、幼女を酒代の足しにした。

ツロとシドンよ、じゃまをしてはならない。ペリシテの町々よ、わたしに復讐しようとするのか。気をつけるがいい。わたしはすばやく打ち返し、おまえたちの頭に傷を返してやろう。 おまえたちはわたしの金銀と高価な宝を取り、異教の神殿に運び去った。 ユダとエルサレムの民をギリシヤ人に売り、ギリシヤ人は遠い祖国に彼らを連れて行った。 だがわたしは、おまえたちが売り飛ばしたすべての場所から、彼らを連れ戻す。そして、おまえたちがしたこと全部に報いる。 おまえたちの息子や娘をユダの民に売り渡そう。するとユダの民は、遠くのシェバ人に彼らを売る。これは主からの約束だ。」

このことを、できるだけ遠くまで告げ知らせなさい。
戦いの準備をせよ。
精兵を集め、全軍を召集せよ。
10 鋤を溶かして剣に作り変え、鎌を打ち直して槍にせよ。
弱い者を強くせよ。
11 あらゆる地の諸国の民よ。
束になってかかって来るがよい。
――主よ、あなたの勇士たちを遣わしてください。
12 「諸国の民を集めてヨシャパテの谷に連れて来たら、
そこで、わたしは全員に判決を下す。
13 さあ、鎌を入れよ。時がきて、刈り入れを待っている。
酒ぶねを踏め。
この者たちの悪が満ちあふれているからだ。」
14 谷は、人、また人で埋まっている。
運命の判決が下るのを待っているのだ。
さばきの谷で主の日が近づいているからだ。

15 太陽と月は暗くなり、星も光を失う。

16 主がエルサレムの神殿から叫ぶと、地と空は震えだす。

しかし、ご自分の民イスラエルにはとても優しい。
主は彼らの避難所、また力なのだ。

17 「その時あなたがたは、
わたしが聖なる山シオンに住み、
あなたがたの神、主であることをついに知る。
エルサレムは永遠にわたしのものとなる。
もう外国の軍隊がそこを通ることはない時がくる。

神の民への祝福

18 山々から甘いぶどう酒がしたたり、丘には乳が流れる。
水はユダの乾いた川床を満たし、
泉は主の神殿から噴き出て、シティムの谷をうるおす。
19 エジプトは滅ぼされ、エドムも同じ運命をたどる。
彼らがユダヤ人を虐げ、
彼らの国で罪のない人々を殺したからだ。
20 しかし、ユダは永遠に栄え、
エルサレムは代々にわたって繁栄する。
21 わたしが、わたしの民を殺した者たちに
復讐するからである。
わたしの民を虐待した者たちを、
そのままにはしておかない。
わたしの家は、
わたしの民とともにエルサレムにあるからだ。」

1-2 キリスト・イエスを信じる者に約束された永遠のいのちを伝えるために、キリストの使徒となったパウロから、愛する子テモテへ。どうか、父なる神と主キリスト・イエスが、恵みとあわれみと平安とを、あなたに注いでくださいますように。

テモテへのパウロの思いやり

テモテよ。私はあなたのことを、どんなに神に感謝しているか知れません。毎日、あなたのために祈り、長い夜も、何度となく思い出しては、どうかあなたに祝福があるようにと願い求めています。先祖たちが真心をもって仕えてきた神は、私の神です。そして、この神に喜んでいただくことだけが、私の生きがいなのです。 ぜひもう一度あなたに会いたいと願っています。この願いがかなえられたら、どんなにうれしいでしょう。今でも、あの別れの時の涙にくれたあなたの姿が、まぶたに焼きついています。 あなたの主に対する熱心な信仰は、お母さんのユニケやおばあさんのロイスに少しも劣らないことを、私はよく知っています。そして、今でもその信仰は変わらないと信じています。

ですから、お願いしたいのです。私があなたの頭に手を置いて祈った時、あなたのうちに注ぎ込まれた力と勇気を、もう一度、奮い起こしなさい。 なぜなら、神が私たちに与えてくださった聖霊は、人を恐れず、知恵と力とをみなぎらせ、人を愛し、喜んで人と共に歩むようにさせてくださる霊だからです。

もしあなたが、この力を奮い起こすなら、主について人前で語るのをためらったり、キリストのゆえに牢獄につながれている私のことを恥じたりしなくなるでしょう。それどころか、私と共に苦しむ覚悟ができるはずです。神は苦しみのただ中にあっても、力を与えてくださるのですから。 神は私たちを救い、そのきよい仕事に任命するために選んでくださいました。それは、私たちにその仕事をする資格があったからではなく、神の計画と恵みによるのです。この恵みは、キリスト・イエスにおいて、この世の始まる前から私たちに与えられたものでした。 10 そして、救い主キリスト・イエスが地上に来られた今、神は、その計画の全貌を明らかにしてくださいました。キリストは死の力を打ち破り、ご自分を信頼する者に、永遠のいのちに至る道を開いてくださったのです。 11 このキリストの福音を外国人に宣べ伝えるようにと、神は私を任命されました。 12 そのために、私はいま獄中で苦しんでいます。しかし、それを恥とは思いません。なぜなら、私は自分が信頼している方をよく知っており、またその方は、私がお任せしたものをみな、再び来られるその日まで安全に守ってくださると確信しているからです。

13 私が教えた真理、特にキリスト・イエスが与えてくださった信仰と愛とをしっかり握っていなさい。 14 あなたにゆだねられている良いものを、私たちのうちに住んでおられる聖霊によって守りなさい。

15 あなたも知っているとおり、アジヤから来たクリスチャンは、みな私を捨てて行きました。フゲロとヘルモゲネさえ離れて行ったのです。 16 どうか主が、オネシポロとその家族とを祝福してくださいますように。彼はたびたび私を訪ね、励ましてくれました。彼が来るたびに、私はたいへん元気づけられたのです。しかも彼は、私が獄中にいることを、少しも恥ずかしいこととは思いませんでした。 17 その証拠に、彼はローマに着くとすぐあちこち捜し歩いて、ついに私を訪ねあててくれたのです。 18 どうか、再びキリストのおいでになる日に、主が、彼を特別に祝福してくださいますように。エペソでの彼の献身ぶりは、あなたのほうがよく知っています。